ミヤマ物語 第一部 [Kindle]

  • 毎日新聞出版
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (224ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学校でのいじめ、家では理解者がいない、そんな環境下にある普通の男の子と、厳しいカースト社会で理不尽な扱いを受け最下層の者達はそれが当たり前とおもい必死に生きる民のなかでその理不尽さに「なぜ?」と考えめぐらせ生きる異世界の男の子の話。

  • ファンタジーと思いきやファンタジーではない(異世界の話ではあるのだが)印象の話。二つの世界それぞれで、生き難さを感じる2人。これからどうなるのか楽しみです。

  • 最初は話の雰囲気に馴染むのに少し時間がかかった。けれども、さすがあさのあつこさん。慣れてしまってからは、もう、ずるずると引き込まれていってしまいました。本当に大好き。都会に住む少年と山の中に住む少年。2人の視点を行き来しながら物語は進行していく。ふっと脳裏に浮かんだのはもののけ姫。これも、都会と自然との交流である。もののけ姫では都会と自然は完全に一緒になることができずにそれぞれを尊重しながらもそれぞれの世界で生きていくことになったけれど、この物語はどう着地するのか…。大変気になります。

  • 初期作品だからか、求心力がまだ弱い。
    階級社会の理不尽さはしっかりしてる。

    完結しているので、結末に期待。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×