GOTH 夜の章 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.88
  • (20)
  • (29)
  • (19)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 403
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (12ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 正直、始めの数ページで、グロ過ぎて、私には無理かな?と思い、一度本を閉じましたが、再び開いてからは、一気に読み上げました。
    下巻も読もうと思います。

  • 表現が生々しく、フィクションなのにリアルさを感じる、乙一さんワールド全開な1冊。読み返すと忘れていたところが多くて、個人的に、私が犬だったことと夜が夕だったことに驚き… 気になって貪るように読んでしまった。続きがとても楽しみ

  • Kindle Unlimited 読み放題 (~2020/10/31)

    犯罪者の心理を淡々と深く記述している小説を初めて読みましたが、もう一度読んでもまた新たな発見がありそうな本でした。
    短いせいか、一気読みしてしまいました。

  • 何度も読み返した大好きな作品。
    「犬」が特にお気に入り。
    最初読んだ時はラストが衝撃的で、続けざまにもう一度読み返したのを覚えています。
    叙述トリックの凄さよ......。

  • 積読で置いていた作品を読んでみた。グロテスクな表現もあり苦手だったので、少し読み続けるかためらったが、文章の表現力やフレーズの選択が素晴らしい。設定も面白いと思う。犬の目線で描かれている部分が好き。夏目漱石の吾輩は猫みたい。最後に森野夜のまさかの真相がわかり、面白かった。僕の章も読みます。失われた物語や他にも話題の作品があり気になる。死体目線で書かれた作品もあるみたいなので、読んでみます。

  • レビューは未定。

  • 順調に読み進めていたらふと裏切られる展開もあり、あっという間に読み進めてしまった。

  • 猟奇的でワクワクする

  • 「僕の章」を先に読んでしまったため登場人物の関係性を把握しており読みやすかったが、物語の面白さに欠けるように感じた。ただ「犬」は独特な話で面白かった。初めの描写で人が犬を殺していると思いきや犬目線で書かれていることを知り、犬が主人の命令で犬を殺すという視点は斬新だと感じたい。しかしラストで主人と思っていたリサという名前が犬であることが明かされ、最初の思い込み通り人が犬を噛み殺していたことに驚いた。最後の「記憶」では森野夜と思っていた人物が実は妹の夕であり、九年間夜として生きていたことに驚いた。ということは続編の「僕の章」で出てくる森野夜は森野夕だったということか。

  •  

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乙一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×