いちるの書店さんの感想
2023年5月16日
作者さんが幼少期の頃、外交官の娘でラオスにいたときの実体験をもとにした漫画です。実体験を踏まえたうえでの話づくりなので、現実味があって物語に入り込むことができました。 特に主人公が外交官という立ち位置ではなく、在外公館派遣員(任期つき派遣)で海外で仕事(生活)して、文化の違いや問題点にぶつかりながらも徐々に成長していく様が共感でき、また日本の平和さや国々でいろいろと結構違うんだぁという現実も再認識させてくれた漫画でした。
フランス・パリ生まれ。父に伴われフランス、アメリカ、ラオスで海外生活を経験。上智大学法学部国際関係法学科卒。代表作に、『Harlem Beat』『DRAGON VOICE』『ジャポニカの歩き方』(いずれも講談社)などがある。 「2021年 『講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」