記憶力 [Kindle]

著者 : ウィリアム・ウォーカーアトキンソン ハーパー保子

• サンマーク出版 (2011年3月15日発売)

感想・レビュー・書評

[きのＰさんの感想 · 2019年9月18日]

【感想】
確かにあれば便利だが・・・
個人的には情報過多のこの時代において「記憶力」っていうのはそれほど重要ではないかなと思う。
大切な記憶は残そうと思っても残らないものだが、何度も引用する記憶は大切であろうとなかろうと必ず残るものだし・・・
そもそも自分の頭だけに頼り切らず、色んなものを利用して外付けのハードディスクにしたら、そもそも記憶力なんてそんなに要らないのでは？

「記憶が全部残っている」というのは少々マユツバものだが、記憶づける際に何らかの工夫を試みるという点は非常に同意できた。


【引用】
・記憶は全部残っている
一旦心に印象を焼き付けられれば、完全に忘れ去られてしまうものは何ひとつない。
記録された印象はすべて存在し続ける。
意志の力か、何らかの連想で顕在意識の中に呼び戻される！


・頭脳のレベルに個人差があるのは、その印象の強さ、また注意力の度合いの差があるから。


・鮮やかな印象を手に入れたければ、その際それに対して注意力を集中すること


・「記憶力」とは、観察力や注意力など、他の能力や意識から成り立つもの
細部を大切にする必要がある！