シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! (角川書店単行本) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (124ページ)
感想・レビュー・書評
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髪を健康にするための基本の書。本書は髪に関するあらゆる悩みを解決するために、日々のシャンプーをやめることを力説する。シャンプーに含まれる界面活性剤と防腐剤がダメージとなり、抜け毛・薄毛・パサつき等髪の不健康に繋がると言う。著者の宇津木先生といえば「肌断食」を提唱する第一人者で、私もその実践者の1人であるため、シャンプーの弊害について知ってはいた。しかし、すぐに実践する勇気を持てないまま数年を経過してしまった。今この本を読み、色々な不安が解消されたため、安心して脱シャンプーを始めようと思えた。
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(図書館で借りた本)
読み始めた(7月31日〉〜読み終わった(8月11日)
医師である筆者の言う事は理解できる。
長年行なってきた「シャンプー」をやめるのはそれほど難しくないが、毎日水洗い(お湯洗い)出来れば痒みは感じない。
結果が出るまでに時間がかかりそうなのが少し残念。
無理のない範囲で実践してみることにする。
まずはシャンプー。
白髪染めもやめる。
これは以前から効果のある髪染め剤は痒くなり、痒くはならない染め剤は効果が弱いことからやめたかった。ただ、白髪が目立つのが気になる。黒髪が戻ることを願いつつ頑張る。
からだを石鹸で洗わないのは、冬に効果が分かりそうなので続けていく。
洗顔は以前から「水洗い」だけだったが、力加減、タオルでの拭き方は間違ってた。
いま一度、確認して続けていくことにする。 -
抜け毛や薄毛などの髪の悩みは、水で髪を洗うことで解消することを説いた本。
シャンプーの化学物質による悪影響を防ぐには、本書が示す正しい方法で髪を水洗いすること。 -
髪をシャンプー無しで洗う「水洗髪」に挑戦し始めていたが、本当に正しいやり方で出来ているのかやエビデンスはあるのか不安になったので読むことにした。
シャンプーのせいで頭皮の皮脂腺が大きくなり、皮脂が過剰分泌され、過酸化脂質によってベタつきや匂いが出てしまうことが分かった。シャンプーだけでなく、トリートメントやリンスも皮脂の正常な働きには劣るためいらないというのに驚いた。私は髪のためだと思って毎日トリートメントをつけていたからだ。脱シャンプーの始めたてはベタつきや匂い、フケが気になるが、皮脂腺が縮んで正常になれば収まる。適度なフケが出ることは正常な証だ。
水洗髪の前には獣毛ブラシなどでブラッシングをするべきだ。頭皮のマッサージにもなり、髪を傷めずに済む。もしも脱シャンプーに慣れてきたら、2,3日に1度や4,5日に1度の洗髪で足りてくるそうだ。そして、脱シャンプーの次は脱せっけんである。頭皮と同様、体の皮膚は界面活性剤によって悪さをされてしまい本来のバリア機能が果たされずにいるため、顔も体も水洗いで十分だそう。化粧品を使ったスキンケアも同じような理由で筆者はおすすめしていない。
水洗髪や水洗顔、そして化粧品を使ったスキンケアをやめることで肌が正常に機能すると筆者は言う。筆者が唯一肌に許しているのがワセリンだ。この辺はまだまだ私の中で信用しきれていないので、他の本も読んでエビデンスを確かめることを続ける予定だ。