何かの映画のサウンドトラックと言われればしっくり来るアルバム。
先行発表の2曲目が、声がモロにボーカロイド加工、
前作より輪郭がソフトになり、
しかしリズムは80年代的な疾走するパンクニューウェイブの8ビート!で、
このようなスタイルの曲で占められているのかな?と思いきや、
全体的にアンビエント、空間的、芸術的抽象的なゆったりとした
リズムの感じの曲がほとんどであった。
キャッチーでコンパクトな「曲」と言えば2曲目のみ。5もそうだが、
個人的にその5と1曲目には不快な音程があり受け入れられなかった。
4曲目、非常に何か「和」テイストを感じてしまった。
ボーナスディスクもイマイチで、
まあ流しっぱなしで何かのBGMに使える作品ではある。