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- / ISBN・EAN: 4522178010071
感想・レビュー・書評
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アクセサリーデザイナーを目指す20歳のカオリは母親からのDVに悩んでいた。
専門学校の学費も払えなくなっていたカオリはチームのリーダー石山と出会いこの生活から抜け出そうとする。
企業の秘書として働く40歳の香織は万引きとセックスの依存症で家には引きこもりの娘がいた。
香織は刑事の河内から紹介された医師から境界性パーソナリティ障害の疑いがあると診断される。
『いぬむこいり』が面白かったので他の片嶋一貴監督作品も観てみた。
境界性パーソナリティ障害の女性の実体験をもとにしているそうです。
ネタバレOKなほうですが、これは多くを語れません。
観てみてください。
片嶋監督作品の有森也実さん、いきいきしてますよー♪ -
2016/1/24鑑賞。
夫には不評。
私は好きだった作品。
何よりも綾野剛の色気溢れ出てる素晴らしい作品。
結局2人を並行して物語は進んで行くのだけど、結果同一人物でカオリという女の現在と過去
という。
境界性人格障害なんて初めて聞いたけど、人間の闇
特に女という狂気が前面に押し出された秀逸な作品だったかと。 -
綾野剛の雰囲気かなりよかった。
眼帯に眼鏡ってかなりオシャレ上級者。
しかし相変わらずダメ男役。
話の筋はわりとありきたり?
とにかく主人公が病んでいる -
綾野剛が将来的に古田新になるのにわらた
-
おもしろかった。
なんだ、すべてきちんと回収されます。
カタルシス~。
綾野剛が、びっくり。
夫婦も、親子も、相手を「愛する」ことは、
「自然と」「無理なく」できるようになるもの。
でもそうじゃないんだよね。
「支配」ではなく、「愛する」。
はーー、難しい。
二十歳のカオリが自転車に乗ってるシーンで
終わるけど、それがずっと心に残ってます。
私の中では一番切ない場面かもしれないです。 -
境界性人格障害(ボーダーライン)をかかえる、二人の女の話。
年齢のちがう二人の“カオリ”が、それぞれの視点で世界をみつめる。
母と娘という切っても切れない縁は呪いのように“カオリ”をがんじがらめにする――ディティールが地雷かなと思って観るのは躊躇があったけれど、観てよかった、面白かったとすなおに言える。
『アジアの純真』は最高に後味が悪かったが、これもまた然り。気持ち悪さを全力で前に出していてとてもよかった。後半にいくにつれ、「え?!」と思う真実(現実)をあらわにされて、うわっやられた!と度肝を抜かれる思い。
綾野剛がすごく胡散臭くてよかったし、とても色っぽい。
そして英恵さんの表情は、すっかり大人になっていた。もう彼女は大人の女だった。