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感想・レビュー・書評
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近頃は啓蒙書ばかり読んでいたのでたまには「今」を感じられるものを読んでみようと思った。
世界を相手に戦うためには英語が必要。これまでぼくが何となく「はいはい」と聞き流していた英語の問題を深く掘り下げて説得する三木谷(息子)はさすがリーダだけあって説得力がある。7月から英会話教室に通うことにした。
三木谷親子の言う、これまでの稼ぐ仕組みと「今」の稼ぐ仕組みの違いというのは、よくニュースで報道されているホワイトカラーエグゼンプションの考え方がよく表している。おそらくこの概念を提唱したのも三木谷(息子)だろうから、最もなんだけれど。
結局、これまでの稼ぎ方というのは企業戦士みたいなやつらが猪突猛進で24時間働けますか!?っていう働き方。「今」の稼ぎ方というのは、知識やビジネスモデルとか科学技術をつなげたり、合わせたりっていうようなイノベーションを上手く使って消費者を魅了する仕組みを上手く作っていかないと稼げなくなる。
イノベーションがうまくいっても、中国とか民度の低い国が重戦車のようにモノマネをして追いついてくるので、常にイノベーションの素を考えて走り続けなければいけない。
これまでは、決められたことを脇目も振らず一生懸命にやっていれば良かったけれど、「今」はキョロキョロと面白いことないかなあとアンテナを貼りながら、常に新しいことを考えていかなければならないので、ある意味酷な時代なのではないかと思った。
でも、負けてはいけないよ。みんな条件は同じなんだから、一刻も早くそのことに気づいて、「今」に脳みそを順応していかないといけない。嘆いていてもしかたないからね。