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感想・レビュー・書評
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2013年秋公開の話題の映画「そして父になる」の原作本。
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映画「そして父になる」を観てから読んだが、事実は小説より奇なりというように、フィクション交えて制作された映画より、現実はずっとドラマティックであることに驚かされた。著者の長期にわたるフォローがすごいと思った。
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とりかえられた子たちは俺の3つ上やということは、俺が生まれた時代も結構あったんやろう。産み落とした子を母に抱かせるというシンプルなことも生まれた瞬間マジックで印をつけるとか、バンドをつけるとかめちゃアナログな方法でやってんのかと驚く。顔の判別がつかない赤ちゃんだからこそ起こるのか、と思ってたら・・・ちょーまてよと、、、
俺は「俺」ってどうやって証明すんのや?なまえか?顔か?免許証か?声か?ホクロか?DNA?どれをとっても完全証明出来そうにないやん。
そもそも証明の仕方知らんやん。
さらに俺が「俺」ってわかろうとするときどんな方法でしてんの?うわ、
ボーッと生きてんじゃねーよ!
はい、すみません、、、
ってなる。
おーこわ。 -
「映画『そして父になる』の原作ではなく元になった本」として図書館で紹介された本。原作と元はどの程度違うのかを知りたかったということもあり読み始めたところ、想像以上の壮絶な人生に圧倒された。映画自体も素晴らしかったけれど、「取り違え」が発端でこんなにも一生が変わってしまうのだということは、この本を読んで初めてわかった。また、映画の原作とするには辛すぎる事実のため、あのような脚色にせざるをえなかったのだろうということも、よく理解できた。映画とセットでぜひ読むべき1冊。
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取り違えられた家族の苦悩。
子供達の苦悩が良くわかる作品であった。
赤ちゃんを取り違えることは
絶対起こってはならない事象だと痛感した作品だった。