ワイルド7 [DVD]

監督 : 羽住 英一郎 
出演 : 瑛太  椎名桔平  丸山隆平  阿部 力  宇梶剛士  平山祐介  松本 実  要 潤  本仮屋ユイカ  深田恭子 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
2.42
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967038361

感想・レビュー・書評

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  • 2011年 日本
    監督:羽住英一郎
    原作:望月三起也『ワイルド7』
    出演:瑛太/椎名桔平/丸山隆平/阿部力/宇梶剛士/深田恭子/中井貴一/要潤/本仮屋ユイカ

    先に結論だけ言ってしまうと、びっくりするくらい残念な映画でした。事件のエピソードもどっかで見たような設定ばかりで(テレビドラマでやってたロメスとかブラマンとか)、結局全部がそういう既視感の集大成だった気がする。監督はテレビ出身でも「海猿」や「おっぱいバレー」を撮った人だというので、もうちょっと楽しめるかと思っていたので正直ガッカリ。この題材なら、もっと痛快な作品にすることもできたろうし、当たれば続編も期待できただけに、勿体ないなあと残念なことしきり。以下駄目なところ羅列感想になっちゃうかもごめんなさい。

    まずワイルド7というからには7人のキャラをしっかり描いて欲しいところなんだけど、映画を見る限りではそれぞれのキャラがほとんど伝わってこない&活かされていない。サイトのキャラ紹介とか見れば細かい人物設定あるのに、作品の中にそれを表現するエピソードも台詞もない以上、どんな細かく設定したろころで観客には伝わらないわけだから、結局作り手の自己満足に終わってしまっている。時間の都合とかもあるのかもしれないけど、あの7人である必然性とか、どんな得意技(個性)があるのかとか、もっと個々の一芸を生かして欲しかった。最後の最後でとってつけたように少しだけ爆破とか詐欺とか出てくるけど、すっごい低レベルで、そこに使わなくてもっていう程度だったし。

    主人公であるヒバちゃんだけは、一応それなりに過去に触れる台詞とかも出て来ますが、いかんせんその過去自体がなんか薄っぺらい…。恋人に絡んでたヤクザ3人を殺したけど、彼女も自殺、って、確かに一般人からしたら十分凄惨ですけど、シロウトがヤクザ相手にどうやって一気に3人も殺せたのかとか、彼女がなんで自殺したのかとかわからないし、それを回想シーンとかじゃなくて悪役の台詞でぺらぺら~っと説明されただけでは、全く重さが伝わってこないんだよなあ。雑すぎる。だからヒバがやたらと孤独がってランブルフィッシュ云々ってモノローグするのも恥ずかしいだけだし、そこまで孤高のキャラなわりに、フカキョンの可愛さに見愡れるあまりに酔いつぶれちゃうとか緊張感なさすぎるし(あげく携帯に発信機しかけられるとかマヌケすぎるから)、そういう矛盾が結局全部ご都合主義に思えて興醒めしちゃう。なまじ瑛太が上手いだけに、よくこの脚本で我慢してやりきったなあと変なところで感心(苦笑)。

    フカキョンはフカキョンで、この役にフカキョンをキャスティングしたい気持ちはわかるんだけど、復讐の理由にも、あんな女の子がどうやって銃器を手に入れてるのかも、説得力がなさすぎ。本仮屋ユイカのキャラも正直ウザめ、全然新聞記者っぽくないし、しかも硬派な新聞社ってよりは、スポ紙の編集部みたいなとこにいて浮きまくってるし。彼女の父親である世界さんが死ぬとこの演出もベタすぎて恥ずかしかった…。

    ほんと文句ばっか言ってますけど、バイクのアクションシーンとかは迫力あってかっこよかったです。少年漫画の王道、主人公をラスボスのところへ行かせるために「ここは俺に任せて先に行け!」って順番にメンバーが脱落してくあたりは、お約束だけれどお約束なりの良さはあったと思うし。一人一人の役者さんは、自分の役割をまっとうしていてカッコ良かったです。ちなみに一番かっこよかったのは中井貴一。しかしそうやって役者さんが頑張っていればいるほど、脚本の薄っぺらさと演出のセンスのなさが際立っちゃうという、ほんと近年稀に見る残念な映画でした…。
    (2012.01.30)

  • 犯罪者を集めた謎の集団、通称ワイルドセブンは警察では解決できない難事件を日々、秘密裡に解決していく。ある日、突如現れたテロリスト相手に彼らは対抗するが。。。

    昭和に人気を博したマンガの映画化。以前もテレビドラマ化されています。私も幼いころ、父と一緒にビデオでドラマを観た記憶があります。

    ワイルドセブンは、レザージャケットに身を包み、バイクで市内を走り回ります。これを平成の世の中で描く必要があったのか。「~だぜ」といった言葉遣い含め、昭和の世界で描かれていれば良かったのですが、私たちの生きる平成で描かれていると違和感しかありませんでした。

  • つまらない。もっと単純にアクションに徹してほしい。

  • 漫画好きの僕が唯一手を出さなかった巨匠と言えば石ノ森章太郎先生だと思います。HOTELにしても途中までは集めたがやめたし、ワイルドセブンもやはり…どこか絵が苦手なんですよね~

    「ワイルド7」
    https://www.youtube.com/watch?v=_dovGKvw8IU

    瑛太君に桔平さんに宇梶さんが出てるとなれば購入するしかないなぁ~と思いつつも価格がかなり収まってから手を出したのですが、ちょっと全体的にシリアスすぎたかなぁ~漫画の中の薄い記憶ではもっと面白おかしく敵な感じがあったのですが、固いんですよね~

  • ありがちの国家の機密がなんたらー、全警察を敵に回した孤独のヒーローがー、みたいなストーリーはもう飽きた。

    役者の演技がいちいちカッコつけすぎてしらける。ヒバはこんなに無口でクールなキャラじゃないし、軽妙な日常ととハードボイルドだったりバイオレンスだったりのバランス(ギャップ)が原作の持ち味なんじゃないのかな。
    銃撃戦はただ撃ちまくるだけで飽きてくる。バイクで突入の際、階段に板が渡してあったのも興ざめ。

    メンバーの役者が薄っぺらいチンピラみたいで脇役にしか見えない。
    中井貴一の草波はいいね。
    深キョンかわいい。でも後半は気絶したまま出てこないってのはどうなの? ラストで新メンバーになってるのは、ああなるほどと思ったけど、ユキって名前でそれを予想できなかったのは不覚。

    エンドロールのカチンコ持った笑顔集は、うーん、まあいいか。ラルクの主題歌は声が高すぎ。
    オープニングムービーがロボットっぽいなと思ったらやっぱりそうだった(笑)。
    ハードボイルドを期待したのが間違いだったけど、今の邦画だったらこういうふうに作らざるをえないんだろうな。
    ただのアクション映画だったら★3だけど、ワイルド7って言われると★2。

  • 日本が舞台ってところにまず無理があるし、いちいち突っ込みどころ満載。
    唯一椎名桔平の死に様が格好良過ぎて惚れた。

  • キャストが良いので観ましたが、途中から面白くなくなってきてしまい、失速。瑛太があんまりはまらなかったのかな?殺人を犯した犯罪者にも見えないし、悪役を追い詰める方法も無理がありすぎた感じで、スピード感を出したがってるけど出せなかったのかな。原作の漫画は面白いみたいですが、なかなか実写版では良さが出せなかったようですね。

  • CSで放送してたのを録画試聴。

    いや~、ご都合主義展開!
    中井貴一、最初からそうやれば椎名桔平死なずにすんだんじゃ?(そもそもどうやって入ってきたん??)
    セキュリティはずさせるにしてもドンパチさせる以外にやりようあるだろw
    と思ったら、椎名桔平は深キョンを加入させるために葬られたんやった…

    いわゆる、展開のためにキャラの行動が馬鹿、というやつで辛かったー。
    全部力押しだしね。
    銃撃戦の最中に棒立ちする瑛太とか
    ウィルス騒動の最中に撃つ深キョンとか
    あっさり気絶する女性陣とか

    「こういうシーンがみたい!」っていう見映え重視映画なんだとは思う。謎のプールサイドパーティとか。
    しかし細部甘過ぎぃ。
    キャラ立ちも薄いから、俳優ファン的にも美味しくない。
    詐欺師も爆弾魔もその特性出てたの一場面だけやん。勿体ない。赤毛とロンゲの凸凹コンビは結構キャラ立ちしてたけど。
    あと、凶悪犯という触れ込みなのに最終的には仲間思いで人間臭い奴等、とまとめるの雑すぎるw
    原作ではどうなってるのか気になる映画でした…

  • TVで視聴。
    秘密裏に結成された、悪党を殺す事を許される組織。メンバーは元犯罪者たち。
    日本のアクション物としては悪くなかったと思うけど、格好いいとは思えない。
    革ジャンに赤いスカーフというのがダサく見える。
    復讐に燃える女も、1人で、日本で、どうやって情報を得たり腕を磨くんだろ?とか思ってしまう。
    クライマックスに近付いて、1人、また1人と減っていく感じがまたよくあるよね…って感動もないし、ラストは特にお喋りが過ぎるかな。

  • セリフがひどい。誰が書いたんでしょう?ひどすぎ。役者のセリフ回しもひどい。臨場感現実味0。ぶっとんだファンタジー以上に入り込めないのはセリフがひどいからとしか。冒頭の警察無線から流れてくるセリフからもうひどすぎ。妙にクリーンに適切なイントネーション、抑揚でさらさら状況を語る警察?アナウンサーじゃないんだからさあ~っていう。初っ端から激萎え。
     
    「お前らを退治してやる」
    「退治?それを言うならぁ~、逮捕、だろっ?」
     
    だっせええええええええええええ……。超かっこいいはずの超法規的懲悪組織のエース的な男と極悪銀行強盗のやり取りなのになんですこのダサさ。「それを言うなら○○」って今時コメディでも使いづらいダサいセリフですよ。信じられない。
     
    撮影のために市街地封鎖したっていうし、お金かかってそうな感じですけどどれだけお金かけてもクソはクソにしかなららないというか0に何をかけても0っていうのを思い出したくらいクソでした。邦画ってこんなにクソだったっけってびっくりしたくらい。土台がひどいと役者も力出せないんですね…。全員大根に見えます。本当に大根の方もいますけど…。それにしたって深田恭子こんなにひどかった?っていうくらいひどい。
     
    これ1800円とか出して劇場で見てしまった人いるんですかね?ドブに捨てたどころの損じゃないです。ひどすぎ。よくもまあ公開する気になったよなと感心しました。感心できたのそこだけですかね。ほんとうにひどい駄作でした。

  • イケてないのは日本人が日本語で喋ってるからかしら?…いや違うな、この映画イケてない。
    作り手側の「ほら!これかっこいいでしょ!あれもかっこいいでしょ!」ってとりあえず全部詰め込んだ感じだけど全部滑ってるよねえ…
    かっこいいのは吉田鋼太郎だけでした。吉田鋼太郎はめっちゃかっこいいよ

  • ふーむ。
    現代的必殺仕掛人。
    バイクに乗って かっこいいのだけど。
    瑛太が メインで 椎名桔平が、脇を占めるが。
    深田恭子が かわいいのだ。

    凶悪犯が 事件を起こしたときに
    犯人を 射殺する。
    そのワイルドセブンは 
    それを 記者が 嗅ぎ付けるが、うやむやに。

    情報を管理するものが
    株で儲けてしまうことで、
    お仕置きをする。

    なんだろ。この安易さ。

  • 事件が起きるとワイルド7が出動する
    エログロナンセンス描写はあるのか!?

    とりあえず瑛太の顔が小さくてカッコいいってことぐらいかな、、、
    つまらなくないけど、面白くないのってなんだろう
    なんだか、間が悪いというか、7人いらないというか、凶悪犯じゃないというか、喋り過ぎというか
    漫画「ワイルド7」にまつわる思い出が @mangkung にはあるけれど映画は思い出にならないなぁ

    (09/12/'14)

  • チームで、アクションが好きな人におすすめ。
    銃撃戦は迫力がある。

  • 2014.2.26鑑賞
    思っていたほど悪くなかった(^_^)
    エンドロールはテーマソング台無し

  • 丸山さん、桔平さんイケメンでした。

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