欲ばりな首すじ【電子特典イラスト付】 (フルール文庫　ルージュライン) [Kindle]

著者 : かのこ

• KADOKAWA (2013年9月13日発売)

感想・レビュー・書評

[黒ソーダさんの感想 · 2024年3月25日]

楽しめなかった。ハピエンなのだろうが、二人が幸せそうに思えなかった。仕事があまりに忙しくて勘違いしてるだけじゃないか？大人の恋を描きましたといった気配は感じるが成功しているようには思えない。SMだからどうのではない。

P.222「桐沢は絵に描かれた仕事のできる女を、そっくりそのまま真似たような格好をしている」
ヘンな文章。
"桐沢は仕事のできる女を絵に描いたような格好をそっくりそのまま真似た形(なり)/服装/装いをしている"という意味だと思うが、"絵に描いたような"で一つの慣用表現だ。
基本、この小説の一文一文は短い。上記の一文は異例に長い。余計に目立つ。

著者プロフィール

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かのこ
かのこ
きらきら輝くTL界でこっそりアブノーマル気味な小説を書いてます。
本作は「侵蝕する愛　通勤電車の秘蜜」に続く同レーベル三作目。
このお話を本にしてもらえるなんて夢みたいです。さすが蜜夢文庫さん……。

「2022年 『嘘つきたちの遊戯　息もできないほどの愛をください　』 で使われていた紹介文から引用しています。」