3月のライオン コミック 1-9巻セット (ジェッツコミックス)

著者 : 羽海野チカ

• 白泉社 (2013年9月27日発売)

感想・レビュー・書評

[天内有香さんの感想 · 2014年10月3日]

以前から気にはなっていましたが、本をこれ以上増やすのは…！と耐えていたのですが…！
BUMPとコラボするなら、と大人買い。
頭の中一杯にBUMPの音が自然と鳴りだしました、私は。
特装版コミックも予約しました。
もともと、月下の棋士やヒカルの碁、星空のカラスなどが大好きなので、ドハマりしそうです。
大事なものが欠けていると気づいているけど求めることすらできない、どうしようもない人が取り戻していく過程が鮮烈に描かれて胸をえぐられるような気持ちになります。
これだけ打ち込めるものがあるなんて羨ましいなんて、たやすくは言えないけど言ってしまいたくなるくらい「たった一つ」しかなかった人がそこから様々なものと出会い、別れ、繰り返して自分を得ていく…。
そういう物語です。
これは意識している人と意識しない人がいるだろうけど、きっと普遍的な人が生きる理由であり、目的であり、目標であり、現実なんだろうなと思います。

[mafumi-nさんの感想 · 2014年1月22日]

人の複雑で言葉にするのが難しい感情を
柔らかい絵柄で書かれている
女性も、男性も楽しむことができると思う

著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。