片手首ない女の人追いついて刺すとこまでやって逃げられちゃうんかとか、殺してんのは人やのに蝶の鱗粉はどっから来たんとか、ちょこちょこ腑に落ちひんけど、一歩間違えたらSF過ぎてしらける話を読者がぞっとする現実味でかけるのは哲学も医学もやってるこの人でこそやろうな。むずくて読み飛ばしたけど専門用語がいい味出してたと思う。
西澤怪しかったけど、伊緒と同じく祐人君は殺してないって信じたくて、じゃああの事件の第1発見者やし辻褄合わんかってなっちゃった。希望的観測落とし穴。
西澤が噛んで人質とった所に吸血本能の影が見えるし、やとしたら祐人君の今後はもうちょい見たかったなあー。まだまだ伊緒の腕の見せどころな気がする。
殺人現場発見の時の祐人君発見から発作の臨場感とか祐人君の虫の絵の衝撃とか血のグラスの不気味さとか、映画化と相性良さそうやなって思ったけど殺人法がグロくて無理かな笑
参考文献に昆虫大全はちょっと笑った。
気に入ったし他の著書も読みたい!