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感想・レビュー・書評
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フランスは完全に国王派と反国王派に分断され、三部会要求を突き付けられる。オルレアン公を筆頭に多くの貴族が反国王派に名を連ね、平民とも結託を始める。
オスカルは平民と貴族の間に挟まれながら、また同様に男と女に挟まれながら苦悩する。
この中途半端な彼女の立場は、この物語を複雑なものとしているが、同時にだからこそ名作になったのだと思う。
またオスカルのなかで日に日にアンドレの存在が大きくなると同時に、アンドレはアンドレで目の不調が顕著になる。
このうまくいかなさがすごいもどかしい。そしてゆえに悲劇の香りが漂っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オスカル様、6巻もかっこよかった!
結婚されそうになったけど、無事逃れてよかったわ。
アンドレの目ヤバイねー。
そのうち、愛するオスカル様も見えなくなってしまう。
そんなことって。
早く結ばれないとー!
結ばれるの分かってるのに、やっぱり読んでるとあせっちゃう。
しっかし、フランスの王室の無駄遣いまずいねー。
で、市民に税金をもっと負担させて借金を返そうとするとこ、今のアメリカと同じだわ。
女は美しさだけでは国を守れません。
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