アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • あらためて日米のジャーナリズムのあり方を再認識。社に所属する日本、ジャーナリズムに属するアメリカという感じか。地方紙からステップアップしていくアメリカでは、会社を移りつつも記者という職業意識は日本の記者よりはずっと強いような気がする。
    本書は紙から電子版へと動きが著しいアメリカのジャーナリズムを追っている。日本ではニューヨーク・タイムズの動向がよく報じられるが、米国で一番打撃が大きいのは大都市の二、三番手の地方紙とのこと。通信社との関係の見直しや他紙との記事共有など、米国メディアの「生き残り策」にも焦点。

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著者プロフィール

東京都生まれ。1989年毎日新聞社入社。阪神支局、サンデー毎日編集部、東京本社社会部、英オックスフォード大学留学(ロイター・ジャーナリズムスタディー・フェロー)、ワシントン特派員を経て、現在はエルサレム支局長。
2002年の防衛庁(当時)における情報公開請求者への違法な身元調査に関する調査報道、03年の防衛庁(同)自衛官勧誘のための住民票等個人情報不正使用についての調査報道で02、03年の新聞協会賞をそれぞれ受賞。
ワシントン特派員時代は米国の対テロ戦争の実情を描いた長期連載「テロとの戦いと米国」、米メディアの盛衰と再編についての長期連載「ネット時代のメディア・ウォーズ」で10年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した。
著書に『勝てないアメリカーー「対テロ戦争」の日常』(岩波文庫)、『少女売春供述調書ーーいま、ふたたび問いなおされる家族の絆』(リヨン社)、共著に『個人情報は誰のものかー防衛庁リストとメディア規制』(毎日新聞社)、『ジャーナリズムの条件1、職業としてのジャーナリスト』(岩波書店)がある。

「2013年 『アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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