宮本武蔵 08 円明の巻 [Kindle]

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  • 2013年10月22日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 最終巻。結局、勝手に期待していた内容(史実・伝記)とは違いました。フィクションとしての小説としてはどうか?文章・表現は気持ちよく読み進められて苦になりませんでしたが、物語の展開としてはくどい。新聞連載で毎日少しずつ読むなら気にならないかもしれませんが。普通に面白かったとも言えますがボリュームに見合う内容かな~という感じです。

  • 淡々と話が進み、ようやく終わった。巌流島の戦いの瞬間まで引っ張るだけ引っ張って、戦い自体はすぐに終わってしまった。どうも登場人物がみな良い人すぎる。前半の又八や祇園藤次のようなダメ人間がもっと登場するとよいのに。武蔵の葛藤などももう少し描いてもよいかも。

著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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