- Amazon.co.jp ・電子書籍 (134ページ)
感想・レビュー・書評
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・情報があふれかえっている現代生活では、五感を通じて様々な情報が意図の有無にかかわらずインプットされており、それらによって生み出されている苦痛がたくさんある。
・苦痛をダイレクトに受け取ると疲弊してしまうので、第3者の視点で、「こういう情報がはいってきている」と分析すること、また余計なインプットを入れないように遮断することが大切。
①話す
・まず、自分の声音の観察から
②聞く
・ノイズにより疲弊する→まずは自分が音をたてない生活を
③見る
・相手の小さな表情もよみとる
④書く
・他人の目を意識しない日記を
⑤食べる
・体に入る食べ物は、いいものを
⑥育てる
・幼少期は、需要の観点が必要。叱って否定せず、決して甘やかさず、放置するのでもなく、「この子がおだやかでありますように」という慈悲の念を保ちながら、「大丈夫、大丈夫だよ」とぎゅっと抱きしめてあげる。そうした基礎的な信頼関係を言葉もわからない1~3歳のころに示しておく。
・そして、ある程度言葉が分かるようになったときに、場合によっては叱ってあげる。それまでに3年間の信頼関係の積み重ねがあるので、子供は潜在的にこの人はむやみに自分を否定しないとわかっている。
・叱る場合も、上から押さえつけたり、下手にでておだてるでもなく、対等の立場で交渉の席についくこと。
その他
・計画する:余裕のある予定表詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勝間さんの本でこの本が紹介されていたので、聴いています。
昔の嫌な記憶を、なぜ今でも何回も思い出しては反芻してしまうのか、謎だったのですが理由がわかりました。
脳は良くも悪くも -
人は無意識に何かを考えており、その事に多くのエネルギーを割いている。無駄なエネルギーを使わないための思考、どうすれば無駄な思考や、空回りする思考を排除できるかが分かりやすく書かれていた。
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巻末にある脳科学者、池谷裕二さんとの対談が果てしなく面白い。脳と心の不思議な関係を科学者の視点と僧侶の視点から見つめ直す。しかも二人の解釈には近いものがある。人間の行動はほとんどが脳の反射によるもので、自由意志なんてない(池谷)。自分が自我と思い込んでいたものはハリボテ。自分の心というものは奴隷にすぎないのだと分かるのが仏教の無我の悟り(小池)。