誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ (中経出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 社会人向けの自己啓発書と言ってしまえばそれまでなのだが、それぞれの人が持っている素質を分類し、それを組み合わせることによって、より成功に導けるようにと言う配慮がなされている。
    それぞれの素質に関して、質問表がついており、回答することによって、自分のメリットデメリットがわかった。長所短所がわかった。
    そして、それぞれの能力の組み合わせによって、飛躍的に社会で役に立つ能力となる。
    これを使えば、自分がどういったことに気をつけて、仕事をしていけばいいのかわかる。
    今まで読んできた本の中で、誰にでも当てはまるものだと思っていたことが、実はそうではないと言うこともわかり興味深い。

  • 適正判定のために質問に答えて各項目について説明する流れとなっている。
    自分の場合、結構当たっているなという印象がある。グラフで数値化、視覚化することで自分でも気づかなかった長所に気づくこともできる。

    ただ、各項目の説明については内容が薄いように感じた。また、発達障害というワードが何度も出てくるが、そういう方に向けた本なのだろうか。

    全体を通して、自分の長所に気づけるのはいいのだが、この点が強い人はこういう仕事が向いている等あればなお良いかと思った。

  • 各個人ごとに備わっている能力について、アンケート形式で把握できる本です。
    この本を読む事によって、自分と他人の比較が客観的に出来るようになります。
    自己受容について課題があると感じている方に、お勧めする本です。
    そうでない方にも、自分の能力把握の為にお勧めしたいです。

    本書のアンケートを読んでいると、そんな事ができる人いるの?!、と感じる項目が多いです。
    自分が弱いと感じていた事も、アンケートの結果にはっきりと現れて来るので、納得できます。

    私の場合は、ワーキングメモリが極端に低いという結果が出ました。
    昔からすぐ物事を忘れるので、これはそう言う事かと分かりました。

  • 自分の得意と不得意を知って、自分のやりたいとに活かしたかったため手にとった。診断がついていたので得意不得意を多分知ることはできた?ただ同じ著者の『医師の作った「頭の良さテスト」〜』とは少し異なる結果になったので、どうやって落とし込んだらいいんだろうと、まだ悩んでいる。

    本書の構成は、得意不得意などについての考え方の説明、診断、診断結果の解説、だった。後半は自分に関係ありそうな解説だけを読んだので、1時間くらいで読めた。発想と創造の定義の違いにハッとさせられ、身体のバランスが知能などに及ぼす影響についてなるほどと思った。

    これは後天性のもののではなく先天性のもののに着目した診断だ。読んでから知ったが、この先生は子供の発達障害の診断などをされている方だった。彼らには先天性の特徴・凹凸があることを、認識済みではあった。ただこの本の中で先天性のも特徴のことを「センス」と言っていたところに引っかかった。自分の中での「センス」の定義と、著者の定義が異なっていたからだ。私はよくデザインの「センス」などの文脈で使われるとき、いやデザインは感覚だけでなくて理論があるんだよ、と話していた。でもセンスを先天性のものと定義したとき、先天性の特徴があることは私自身十分に実感をしているのだから、認める=著書の中でのセンスを認める、ということになった。センスという言葉の使い方は今後気をつけようと思った。

  • 小児発達医の筆者が、大人向けに作りなおした本田式・認知特性テストをした結果について説明している。
    ただ、この本の中にあるテストをして結果を知ったとしても、具体的な才能や職業などの説明は無い。

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著者プロフィール

東京都生まれ。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、小児発達医。東京慈恵会医科大学卒業後、国立小児病院、国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどで肢体不自由児や発達障害児の臨床に携わる。2010年、世田谷区にニコこどもクリニックを開業。著書に『頭のいい子は、3歳からの「遊び」で決まる!』(PHP研究所)、『医師のつくった「頭のよさ」テスト』(光文社新書)、『誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ』(KADOKAWA)、『あなたの才能が10分でわかる40問テスト』(自由国民社)がある。

「2015年 『タイプ別「頭がよい子」になるヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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