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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (210ページ)
感想・レビュー・書評
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京都大学名誉教授である故宮崎市定氏が書かれた、科挙における試験地獄に焦点を当てた内容である。本書を読むきっかけとなったのは、とある先生からの推薦であり、その義理を通す意味で最初は読み始めたが、流麗な文章に惹き込まれ、早々に読破してしまった。難解な言い回しも多かったが、その点についても勉強になった。
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約1400年ほど続いた科挙がどのような試験なのかを客観的に説明した一冊。
所々難しいが全体として読みやすい。
科挙がなぜこれだけ続いたのか、一体どれほどの難易度か、どんな試験なのか知りたい人は読んで損はないです。
そして前書き後書きに発刊当時の日本の教育との比較(類似)について書かれているところは、今も変わらないことが書かれていて読んで考えるべきです。
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