spk48さんの感想
2021年6月7日
読みやすく面白い。 こういった発想の作家がいなくなることが悲しい。
たつきちさんの感想
2016年12月21日
SF作品8作を収録した短編集。 どれも設定がとにかく独創的で、著者の発想力に驚かされた。 個人的には「三〇〇万」「盗まれた昨日」の2作が特に面白かった。 「時空争奪」も内容はすごかったけど、これはもう突飛で掴みどころがなさすぎて、まるで禅問答のよう。
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。 「2023年 『人獣細工』 で使われていた紹介文から引用しています。」