- Amazon.co.jp ・電子書籍 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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会計について、物語でまとめた本。
知識だとあんま入ってこなかったけど、大きくは会計、数字を正しく読めることで、分析ができて戦略を練ることができるんだと改めて感じた。また、数字を読めることは結果だけでなく過程も見えることができる。
読んでいてキャッシュフローと管理会計が重要だなと感じた。加えて簡単に固定費かいくらで、いくら利益をださないといけないのかをビジネスモデル上で理解していることだなと思った。数字に強くなりたいと改めて思った!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・経理の細かい知識
・会社の経営戦略の具体例
・社会人としての心構え、働くということとは何か
この3つがバランスよく詰まっていて、かつそれぞれが意外と深い。題名からちょっと安っぽいかなとか感じてしまったが、大満足。
1章の減価償却費の捉え方や
2章の変動費の上昇の話
はあやふやな理解のままで、
3章の歩留率や
4章の事業部利益
は新しく知った内容。
何ヶ月後かにまた読んで、これらの復習をしていく必要がある。
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これまで「会計」と言われると「いつかは勉強しないといけないんだろうな…」というネガティブな思考があった。
また、世の中でよくある会計本を読むと大抵2時間〜3時間で睡魔に襲われる始末。
本書はそんな私が最後まで読む事ができた、初めて?くらいの会計本だと思います。 -
会計の基本をストーリーのある物語と組み合わせた本。それなりに知識が学べるし、それなりに面白いが、どちらも中途半端な感じは否めない。
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あるウェブサイトでおすすめされていたので読んでみた。
感想としては、非常に分かりやすく財務管理について説明しており、内容も面白く、大満足の1冊となった。
確かに全く会計の知識がないまま読むと、少し難しいかもしれないが、少しでも会計に関する知識や興味がある人は、読みやすい小説として会計について学べるのでぜひ読んで欲しい。
個人的にとても気に入ったので、作者の他の作品も読むつもりである。
#booklog
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【動機】
読み放題だったので。
経理財務職であること、小説で会計の話をしているところに興味があったため。
【内容】
経営コンサルが、交通事故で死亡。
天使より『困っている人を幸せにする』という課題をクリアすれば現世へ復活できるという特典を得、娘の結婚式に出席するため持てる知識を駆使して課題に取り組む。
1.貸借対照表の読み方
2.損益計算書の読み方
3.キャッシュ・フロー計算書の読み方
4.セグメント別P/L
5.決算書と意思決定
【所見・まとめ】
会計への取っ掛かりとしては良と思う。
ただし会計用語は容赦なく出てくる。
説明もあるが、本当にイチからスタートなのであれば、別の会計本を一冊読んで用語の意味をざっくり抑えた上で読むと理解が異なると思う。
管理会計(意思決定会計)に重点。
決算書の読み解き方をなんとなく知ることができる。
経理の仕事をしていると、「細かいことをチクチクうるせーな」とか「経理からの電話取りたくない。怖いから」とか思われてるんじゃないかなと思うことが多い。
なんでこんな細かいことを言うのか、それは最終的には決算書を作り上げるために必要だから。決算書は経営層の意思決定に使われるため、会社を誤った方向に進ませないためにも言うべきことは言わないといけない。
この本を読んだ人にはそんなことを理解してくれたらうれしいな…… -
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内容は工業簿記、特に原価計算に焦点をあてつつそれを小説風に展開していく形式。
簿記2級くらいの簿記の知識があれば小説の中で議論されている内容が理論を含めて理解できるので、簿記を学んでから読もう。
会計の知識を使うと理論的に「何をするべきか」を教えてくれる。 -
事故で死にかけの男が天国からの配慮で「5人の人間を幸せにしたら現世に戻してもらえる」というストーリーを楽しみつつ、会計のことも学べるという構成。
ストーリー自体は少しコミカルな感じの軽いストーリーだが、会計知識はホンモノなので読み流してては理解できない。会社経理のことを学ぶことがきっかけにはなるかな。
このシリーズは何冊か読んだけど、どれもそこそこ面白い。ただ、お勉強への入り口としてはいいけど読み物としては物足りないかな。
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読みやすくて面白かった。内容は平易だけどツボを押さえてる。マジモンの経営者でなく中間管理職でも勉強になる。ただ、挿しこみの図表をめちゃくちゃリファーするのぇ、電子書籍ではちょっと読みにくいかな。