バチカン奇跡調査官 終末の聖母 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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著者 : 藤木稟
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (332ページ)

バチカン奇跡調査官 終末の聖母 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

  • バチカン奇跡調査官シリーズ第八弾。
    今回は奇跡のようなものが起こったのがキリスト教寺院というだけで、実際は古代メキシコ文明絡み。
    ところどころ文系のロベルトが砕いてわかりやすく説明してくれるものの、謎解きが難解なうえ長すぎて平賀が単なる科学ヲタクの変人にしか見えなくなってきた(¯―¯٥)
    平賀は神様云々言うけれど、「あんたの言ってることはキリスト教の教義からかけ離れてまっせ」とツッコミたくなる(笑)
    メソポタミアがメソ=中間&ポタミア=川で川の中間地という意味だったのを知った。

  • シリーズ通して読んでいます。
    いつもちょこちょこと気になる事がありつつも、オカルト好きなので読まずにいられないのですが、巻を増すごとに内容の面白さの方が勝ってきて、重箱の隅をつつくことはしませんでした。
    しかし、今回は良くも、(少しだけですが)悪くも、感想が書きたくなるような内容だったので、思ったことを書かせていただきます。

    すでに8作目となっているので、物語の最初のほうで起こる奇跡も、また怪しい麻薬の類の幻覚なんでしょ!と思いつつ読んでいたら、最終的にはSFめいたオチだったので驚きました。

    これに関しては、よくぞここまで壮大なスケールの話が思いつくよ!と手放しで賞賛したいです。凄いです。まるでトンデモ本を読んでいるようでした。

    しかし、あまりにも遠い着地点へ向かってガンガン進んで行くので、話を読むにつれて、「あれこれ何の話だっけ?あ、十字架が浮かんだった」みたいな感じになってきて、ラスト50ページほどは平賀の薀蓄が延々と続き、読み終わった時は疲労感でいっぱいでした。

    彼は丁寧にわかりやすく説明してくれるキャラですが、読んでいるこっちは、わかったような、わからんような。
    わからんのは自分の頭が悪いのかな?
    いや私はこんな話を読もうと思ってなかったよ?などと思わせられる程です。
    よく、薀蓄を読ませるのも小説化の力量のうち、と言われていますが、その点においては力不足が否めないのではないか、と思います。


    今回は調査官2人の目の前で奇跡が起こったので、素直にはしゃぐ平賀が微笑ましいと思いましたし、ちょっと神父らしくないセリフを言うようになったロベルトも面白かったですが、それでも基本的に、このシリーズにでてくる人物はあまりキャラ自体に魅力がないような気がします。
    神のしもべばかりなので、どうしても行動や言動が形式ばってしまうのは仕方がないと思っていましたが、特に今回は薀蓄が多かったので、ロベルトも平賀も知識が豊富すぎて逆に違和感を覚えるというか、人間味のなさに拍車がかかっていたと思います。
    まるでコンピューターのような知識を持っている割には、読んでいる方は伏線に気が付いているのに、登場人物は気が付いていないということもあって、妙な感じでした。
    セリフを喋らされて、都合のいいように動かされる駒、という感じでしょうかね。
    この点は自分でもちょっと辛辣な事を書いている自覚はありますが、ここさえ良ければ……と、思うことが多いので、期待を多分に含めていると捉えていただけるとありがたいです。
    爆弾のくだりはコミカルで面白く、興味深い内容でよかったです。
    同じ見開き内で同じ人物が、「すごい」と言ったり、「凄い」と言ったりしていましたが、これは校正の方のお仕事でもあるのでここで書くことでもないような気がしました。すみません。

    9冊目もすでに出ていますし、勿論私も読ませていただくつもりです。楽しみです!

  • アニメ化すると聞いたので再読。というより物語の本筋の確認。いやアニメ観るつもりはないんだけど。

    去年だか一昨年前だかに読んだ時にも感じたのだが、この作品の「毎回恒例・科学者平賀による事件の真相」から書籍をそのまま写したような印象を受けた。
    いや平賀の説明なんて毎回そんな感じなんだけど、この巻の彼の説明は特にそうとでもいうか。

    シン博士はアメデオ同様シリーズでも数少ない「比較的まともな人間」なので見ていて安心する。
    平賀はこの先もずっと彼に対して「なんとなくしっくりこない感」を抱くことになるのだが、「ローレンが異常だったんだよいろんな意味で!」と言いたい。

    にしてもどうしてこの世界ではバチカンの神父の立場が異様に高いのか。神父様とかならともかくそうでない人からも融通きかせてもらえるわ人気者だわだなんて。
    つーか奇跡調査官ってそんなに優遇されるような立場なのか?考えようによっては普通の神父より格下だと思うんだけど。
    だって、大金と優秀な人材を使って各国の超現象を奇跡と呼んで良いものかどうかだけを調べる人達なんだよ?神父や奇跡が起きたことで得する人以外にとっては金食い虫じゃねーか。もっと別のところで金と人使えよ、みたいな。

  • シリーズ第7弾。
    バチカン法王選挙が行われる中、平賀とロベルトが訪れたメキシコの寺院で法王候補の名を刻んだ彫刻が宙に浮くという奇跡が起こった。果たして奇跡か、それとも法王選出にからむ陰謀なのか。2人は調査を開始する…
    シリーズの中でも奇跡のスケールの大きさは群を抜いている。メソアメリカの歴史から宇宙規模の科学を駆使して組み立てられた壮大な物語。相変わらず難しかったけど。
    新キャラとしてローレンの代わりに平賀たちをサポートするチャンドラ・シンが登場したが、この人も謎めいていて今後が気になる。

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