覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 [Kindle]

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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感想・レビュー・書評

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  • 吉田松陰の言葉なのかどうなのか、イマイチピンと来なかった
    コンテキストが切り落とされた名言集みたいな感じになっているので読むたびに読み方は変わるのかもしれない。

  • 覚悟の磨き方は僕の人生に本当に大きな衝撃を与えた本です。

    吉田松陰は行動こそがすべてだと仰っていて、行動が伴わない学問は学問ではないと断言されています。

    僕も大学の時に教師を目指していましたが、今の教育をもっと実践が伴うようにしたいなと思っていたので、この吉田松陰の言葉がすごく突き刺さりました。

    吉田松陰のすごいところは枠にとどまらないところで、効果的だと思ったら禁止されているとか常識がどうかとか関係なく行動していることです。

    完璧になることはなく、大事だと思ったらまずは動き、それを継続して形になるまでやり続けることです。

    閃いた時に動かない人は中々動かないと感じています。
    人生を楽しみながら、感情を豊かにしていきましょう。
    決して押し殺す必要はありません。

    そして、その人の人生は目に宿ると言われています。
    死ぬことはそこまで問題ではなく、その命を何に使ったかが大事になります。

    命をどうとらえて形になるまで行動しつづけているかが、今後の未来につながっていくと強く感じます。

    吉田松陰いわく、また会いたくなる人というのは、「毎日、すこしづつ”いいこと”を積み重ねること」なんだそうです。

    身のこなしが洗練されている人っていないでしょうか。

    職人に多いイメージですが、卓越された動きを身に着けている人というのは人としてとても魅力的ですよね。
    魅力がある人とは会いたくなると思います。

    この内面の魅力というのは、外見にいくら気を使っていても、内側からあふれ出てしまうものです。
    内面を磨くために「いいこと」を積み重ねる仕事をしていきたいものですね。

    最後のほうに書かれている内容になりますが、「死ぬ気でやる」というのは簡単に口では言えます。
    ですが、本当に死ぬ気で仕事や物事をやっていたとしたら、動くべき時と待つ時がわかるそうです。

    僕自身も事業の立ち上げ時期は、死ぬ気で取り組んでいました。
    その時に僕自身も人とのコミュニケーションを通じて、
    ここはプッシュするべきだなとか、ここはあえて待って、次のアクションの時に伝えるべきだなという違いがわかってきました。

    これがもし「無理しない程度でやる」という選択をした場合、その違いというのに気づくことができなかったかもしれません。

    今やっている事業全般に言えますが、わからないうちは全力で死ぬ気でやりながら、徐々に卓越させていくことが求められているなと感じます。


    すべては自分次第だとも語っており、自分は不運だと思うのか、幸運だと思うのかは人によって様々です。

    こんなに不運なんて、神様はなんて不公平なんだと思う人もいるでしょう。

    しかし、すべては自分の方から求めているものなんだという考えも呈しています。

    どれだけ不幸だと思っても、それは自分が望んで選択をしたことだということですね。
    人間は不思議なもので、自分が幸せだと思わない行動はしないようにプログラムされているんだそうです。

    どんなに不幸にみえる人生だとしても、その選択によって何かしらを得ているという事です。
    ある事象によって腹を立てたり、他人のせいにしている人はいないでしょうか。

    すべての物事は自分が創り出していて、自分自身がもととなっているという考えを大事にしたいですね。

    この本を読んだことによる力づけで、僕は行動を中心とする人生に変えることができました。

    行動あるのみ。
    行動があるからこそ人生が良くなると思っています。

    ぜひ何か動きたいと思っている人は読んでいただくことを強くお勧めする一冊です。

  • 言葉の力を得て、とにかく行動していこう。
    行動を続けていくうえでの、おまじない言葉になる本でした。

  • 30歳で亡くなった松蔭。
    普遍的な言葉で幕末の時代で活躍するリーダーに種を蒔いたのは間違いないですね。自ら実践する力のあるリーダー、部下や生徒を下に決してみずに同僚や同志と思って接するリーダー、そして自分自身が率先することが当たり前で自身のことを『リーダー』とも思ってないのでは?と感じさせる。
    武士の本当の役割がわかった本でもある。

  • 日本の夜明けのためにはたらいた人

  • 幕末の志士でもあり、多くの志士を育てた教育家でもある吉田松陰の名言がまとめられています。『リーダーとして』、『不安と立ち向かう』など様々な項目に分かれており、その時の自分が味わっている感情に対して、ダイレクトに欲しいメッセージを得ることができます。 僕はパッと偶然に開いたページを読み、その一日を開いたページの言葉を大切に過ごすようにしています。心強くも優しい名言が自分の行動に影響を与えるので、僕にとっては大切な本です。実績のある人の言葉は時代を超えても語り継がれるものなんだなと感じました。

  • 吉田松陰さんの言葉に魂が宿る。
    獄中にいて、拷問を受けようが何度でも立ち上がる。

    そして何度でも挑戦する。
    周りからは無謀と思われたとしてもなお
    それが自分の使命なんだというところから生きている。

    日本の近代化を進めた偉人たちの多くが吉田松陰の門下生なのである。

    日本人なら誰もが読むべき一冊。

  • ちょっと激しい時もあるけど、いい事書いてると思います。
    ただ、疲れてる時は読んでも入ってきません。笑

    元気もりもりの時に読むと自分を鼓舞できるかもです。

  • 吉田松陰の生き方、言葉が、独特な書き方で表現されているように思います。吉田松陰のようにはいきませんが、限りある命を覚悟を持って使いたいと思わせる本です。
    「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留めおかまし 大和魂」

  • 名言集。自分の心に従う、知識を体得する方法など。

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著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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