Pen (ペン) 2014年 1/15号 [浮世絵の正体。]

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感想・レビュー・書評

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  • 眺めているだけで楽しかった。
    1P目の蛙の戦争「風流蛙大合戦之図」からインパクトを与えてくれる。
    日本人って、昔は面白かったんだなーと思ったり、締め付けが強い徳川幕府はやっぱり好きじゃないけどそれを掻い潜り楽しもうとする庶民の心が表れる浮世絵っていいなーと思ったり。北斎のユーモラスさと、歌川広重の構図の大胆さが秀逸。

    日本人に生まれて良かったと思える。

    個人的に顔が同じなので、人物がは好きじゃないのだけれど、それでも着物の色合わせを眺めているだけでも楽しい。縞の着物に、色も幅も違う縞の帯を重ねるかっこよさ!今年は、着たい服を着て楽しむ年にしたいと思った。

    きちんと美人画、役者画、名所画、花鳥画とまとめて説明してあったり、版画の技法毎にまとめて説明してあった私のようなビギナーにとってもいい本だった。
    PEN BOOKSの江戸デザインより、価格も考慮に入れると、こちらの方が優れていると思った。

  • 愉しむ余裕があるのが一番!(カツカツ生活の私も見習います)

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    「江戸の街に咲き誇ったポップカルチャー

    江戸庶民の最高の娯楽、浮世絵。美しい遊女や歌舞伎役者の姿に憧れ夢を見て、富士の勇壮な景色に旅気分は盛り上がり、お洒落のセンスは遊女や茶屋娘から盗む。挙げればきりがないほどに、浮世絵という存在は、江戸庶民の暮らしを彩るポップカルチャーであった。ページをめくればそこはもう江戸の街。軽妙洒脱な江戸人の暮らしが生き生きと蘇る!」
    http://www.pen-online.jp/magazine/pen/pen-351-ukiyoe/

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