蕎麦ときしめん (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.44
  • (2)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ブクログ初登録は、古今東西で一番好きな作家・清水義範の作品にしよう。
     代表作ならば『永遠のジャック&ベティ』もしくは『国語入試問題必勝法』を挙げるべきかもしれないけれど、古今東西で一番好きな歌手・甲本ヒロトが『蕎麦ときしめん』を大絶賛で推しているので便乗することにした。
     これはいくつかの短編をまとめたアンソロジー。表題作は言わずもがな、『序文』なども清水テイストが炸裂していて好きだ。表題作は清水義範の名古屋シリーズへの入門編としてもおすすめ。

著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水義範の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×