空へ向かう花 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 少しマイナー調な表紙に違和感を感じながら
    小路幸也さんの作品という事で 読み始めた。
    僕は女の子を殺してしまった。
    の始まりから 気持ちを持っていかれた。
    一気に涙を流しながら 完読。
    感動の涙が好きな私にはもってこいの作品
    我が娘達にも読ませたいと ふと思った。
    私の書棚の本 知らず知らずのうちに読んでいた娘たちを思い出した。
    文庫本 買って置こうかな。

  • 解説の「小路幸也さんの描く物語には愛がある」に強く共感

    あることでそれぞれ傷つき
    早く大人にならなければならない境遇にあった
    子どもたち二人を
    温かく見守って支えてくれる
    赤の他人の大人たちの優しさが
    とっても温かくて染み渡るお話

    優しい語り口と
    人の良心を描きつつも
    人間らしいところも
    ちゃんと書く小路幸也さんの
    小説は綺麗事感がないのに読了感がよくて
    本当にすき

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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