新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜 (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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  • 剣と魔法のファンタジー。
    スレイヤーズとは異なり全編がシリアス。緊張感のある戦闘や対決のシーンが多くてよかった。
    旧シリーズのキャラが出てくるのもよかった。

  • 1巻2巻とも、章ごとに短篇のようにストーリーが切れてしまい、長編としてはやや乗り切れない部分があったのだけれど、今作は邪竜とそれを操る敵を倒すという一つの流れがはっきりしていたので、読みやすかった。

    それにしても、帝国の首席宮廷魔術師のヴェイルは、切れ者のように書かれているけれど、手勢を捨てゴマのように切り捨てているようなやり方では、いずれ行き詰ってしまうのでは?
    それに比べて、未だ猫を被っている皇帝のレイエスの方は、密に仲間を集めて何やら画策している模様。
    これは、ヴェイルも切り捨てられる運命か。
    因果応報。

  • 新しいキャラは元より懐かしい面々が頻出してさながら同窓会めいている。つまり、物語の骨格がしっかりしているということだ。当初から設定されていた竜熱を効果的に活用し、マーモ公王スパークの試練と仕上げているのは評価に値する。

    結局、このシリーズに関してはほとんど完成されていて実はこの新しいシリーズは作者のロードスから離れがたい名残を満たすものでしかないのだろう。
    とはいえ、その筆力は当時のそれよりも衰える事なく、寧ろ文章は洗練されてきている。
    最後までとことん付き合ってあげよう。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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