[映]アムリタシリーズの総決算的作品でシリーズの登場人物が続々と出てくる
(特に最原最早が出てくるシーンはシリーズ読者なら興奮必至なはず!)
『[映]アムリタ』や『小説家の作り方』にも通ずる「創作とは何か」をテーマに物語が進む
この作品と上記2作に共通していて印象的なのは「世界一面白い創作物」が作中に出てくるが、それを登場人物たちのリアクションだけで凄みを出している点
終盤はかなりSFチックな締めくくりで、ラストもまだ展開の余地がある形だったのが個人的に合わなかった
総評としては、シリーズのオールスター感謝祭といった感じで終始楽しめたが、アムリタを超えるラストを期待していた分やや消化不良ではあった