大英帝国CEO エリザベス女王の原点 [Kindle]

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  • ハースト婦人画報社
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  • つい昨日(2014/9/19)、スコットランド独立が否決となったイギリスの現女王エリザベス2世の評伝。せっかく今話題になっている国なのだから、これを機に関連する本を読んでみようと読んでみた。 雑誌『婦人画報』に連載されていた内容ということで、専門的で難しい話も無くサラッと読める。この直前に読んだ「肖像画で読み解く イギリス王室の物語」は征服王ウィリアム1世からのイギリス王室の歴史を扱う内容で、最後にエリザベス2世に軽く触れて終わっているので、この書籍はまさしくその続きの内容である。

    女性誌に掲載されていたことも関連していると思うが、とにかく王室関係者の恋愛・結婚関係の不祥事を連続で読むことになる。エリザベス女王から見ると妹マーガレット王女も四人の子供も離婚続き(特に長男のチャールズ皇太子が酷い……)で、加えて本人も夫エディンバラ公に浮気されているが英国貴婦人流の「見て見ぬふり」で切り抜ける……という始末。近代の王室で一番重要なのは恋愛関係で強者になることだと切実に感じる。これも一種の政治なのかもしれない。

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著者プロフィール

ジャーナリスト、文化学園大学客員教授。
1934年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網入社。報道情報系番組を担当。1980年、担当ドキュメンタリー「がんばれ太・平・洋 新しい旅立ち! 三つ子15年の成長記録」で日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞受賞。昭和天皇崩御報道の総責任者などを務める。1995年『愛新覚羅浩の生涯』(読売新聞社)で第15回日本文芸大賞特別賞受賞。著書に『美智子さま マナーとお言葉の流儀』(こう書房)、『とっておきの美智子さま』(マガジンハウス)、『心にとどめておきたい美智子さまの生き方38』(朝日文庫)など多数。


「2021年 『美智子さま いのちの旅 ―未来へ―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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