本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (177ページ)
感想・レビュー・書評
-
つい昨日(2014/9/19)、スコットランド独立が否決となったイギリスの現女王エリザベス2世の評伝。せっかく今話題になっている国なのだから、これを機に関連する本を読んでみようと読んでみた。 雑誌『婦人画報』に連載されていた内容ということで、専門的で難しい話も無くサラッと読める。この直前に読んだ「肖像画で読み解く イギリス王室の物語」は征服王ウィリアム1世からのイギリス王室の歴史を扱う内容で、最後にエリザベス2世に軽く触れて終わっているので、この書籍はまさしくその続きの内容である。
女性誌に掲載されていたことも関連していると思うが、とにかく王室関係者の恋愛・結婚関係の不祥事を連続で読むことになる。エリザベス女王から見ると妹マーガレット王女も四人の子供も離婚続き(特に長男のチャールズ皇太子が酷い……)で、加えて本人も夫エディンバラ公に浮気されているが英国貴婦人流の「見て見ぬふり」で切り抜ける……という始末。近代の王室で一番重要なのは恋愛関係で強者になることだと切実に感じる。これも一種の政治なのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示