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感想・レビュー・書評
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習得するのは大変そうで、年収が10倍になるかはまったくわからないけど、読みおわると謎の向上心が湧いてくる、気がする 自分にない知識を得られるのはやはり読書のいいところだと改めておもえる
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「苫米地式速読術ハイサイクル・リーディング」
著者は人間の生態時間=クロックサイクルを上げることで速読を実現するとおっしゃってます。
①速読意識の醸成
②速読テクニック"先読み"の習得
③あなた自身をハイサイクル化させるためのトレーニング法
ステップで身につけることができるとありますので一つづつクリアしていこうと思います。
「先読み」
1行先を意識に上げる。
1行を読みながら視点をその1行先に置くということです。
読んでるうちに次の行を意識できたら次に読むときに既知になるということです。
ああそういうことかと分かれば身につけることは可能やと思います。
「読み手自身がハイサイクル化する」
思考の加速化を図る。
思考をイメージ化することで可能になるとのことです。
フォトリーディングでも言われてることです。
やり方として
①すべての行動を加速する
②並列度を上げる
③抽象度を上げる
これまで著者のおっしゃってることやと思います。
「言葉を読み上げた瞬間その意味が脳内でイメージできるようにする」
早く読むということは「早く理解する」こと。
目から鱗です。
早く読むことに意識が向くと忘れがちですが読書の目的は「早く理解する」ことです。
「早く理解する」ためには思考のスピードを上げる必要があります。
思考のスピードを上げるためには質より量でできるだけ早くできるだけたくさんイメージするということやと思います
「慣れ」
作業の無意識化によってハイサイクル化(加速化)を実現する。
本書ではブラインドタッチが挙げられてましたがまさに僕はその手順で無意識化まで持っていきました。
そうなると早いクロックサイクルを心地よく感じるレベルで維持することができるようになります。
単純にもう遅い自分には戻れないです。
「2足のワラジ」
著者は2つの職業を持とうとおっしゃってます。
1つは物理空間の職業つまり今の仕事。
もうひとつは情報空間での仕事です。
情報空間の仕事では儲かることを優先するのではなく社会に役立つことを優先するということです。
これは究極の並列処理やと思います。
実際の仕事をしながら社会の役に立つ手法を模索するということは僕にもできるように思います。
物理空間の仕事ではお金を稼いで情報空間の仕事では社会の役に立つ。
理想的な生き方やと思います。
「脳機能を活性化させることで速読を実現するテクニック」
著者は
イメージ力の源になっているのは知識量
知識量があれば速読力も加速する
速読力が上がれば知識量はさらに増えてイメージ力が上がる
とおっしゃってます。
「すべてはつながっている」
んやなあと思います。 -
本を早く読んで早く理解するためには、そもそも読み手の知識量が多くないと無理という、身も蓋もない話に納得。
速読するためには知識を増やさないといけない。
そもそも大量の本を読んでいないと出来ることではない。
何事も近道というのはなくて、コツコツと積み上げるしかないんだなあと、当たり前のことを実感できた一冊。 -
ただの速読how to本ではなく、その先の目的まで述べており、自分が速読したいと思っている理由を改めて考える機会になった。
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いろんな速読書を読みましたが、これが一番いい気がします。
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速読の方法の一部が解説されています。
速読は魔法ではなく、技術なので、身に付けられるかどうかは、やはり努力次第といったところでしょうか。
私は若干速くなりましたが、一生をかけてどこまで速くなれるものか。