海の上の診療所 DVD-BOX

出演 : 松田翔太  武井咲  藤原紀香  福士蒼汰 
  • ポニーキャニオン
3.10
  • (1)
  • (2)
  • (4)
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本棚登録 : 17
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632146838

感想・レビュー・書評

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  • 毎話でてくるヒロインたちに癒されました。

  •  今日も今日とて、見終わったドラマの感想を書いているのですけれども、別に特に面白かったとか、面白くなかったとか、関係なくドラマを見たり見なかったりしています。
     これはあんまり面白くなかった部類。

     主人公はちょっといろいろ事情があって、瀬戸内海の島々を一年間かけて回る船に乗ることになった「瀬崎航太」医師・独身。
     彼はとある事情からどうしても結婚しなければならないと考えていて、行く島、行く島で出会う女の人を口説いて回り、毎回毎回、告白もしてない女の人との未来を描いて「船を下りることになりました」と宣言する、腕はいいけど、ちょっとダメなお医者さん。
     けどまあ、人はいい。ダメな振りして本当はダメじゃないのか、本当にダメなのかもよくわからない。
     当初、寄ってくる女の人との結婚を夢見まくっていた航太先生だけど、彼には彼の事情があって、その事情というのが、酒の席で酔った勢いで結婚の約束をした女の人に「実は私、男なんです」と言われ、慌てて逃げ出したはいいけれど、とりあえず早く恋人を作って、その彼女……ではない彼氏と縁を切りたかったから……という事情。
     しかもおまけに、その婚約者(仮)が「男である」というのは、実は彼女が勢いのまま「結婚しよう」という意気投合した航太先生から何とか逃げ出そうとしたためについた嘘で、本当はれっきとした女の人で、でも話がややこしくなるから、そのことは航太先生本人は最後まで知らないまま……というなんとも間抜けなオチ。
     で、そこから航太先生は、特に女の人を口説く必要もなくなり、立派に医者としての義務を果たすようになるのだけれど。

     ここから先が月9のお約束。
     今から思い切りネタバレをするので注意してほしいのですが。
     最後には、案の定、物語のヒロインである眞子とくっつく。
     あー……ハイハイ。オメデトウゴザイマス、という感じなのですが、お互いにまあなんとなくそういうフラグに見せようとしているんだろうな……というシーンはありつつも、具体的なフラグはまったくなく、やや唐突感は否めない。
     いやいや、もうここまでヒロインとっかえひっかえしたんやから、それぐらいの勢いでそんな小さくまとまることせんでもええやん、と思わず紀香姉さんの関西弁が移ってしまうレベルで興ざめしました。

     というか、そもそもアレだ。
     何でこれで月9耐えられると思ったんだろう……とちょっと思ったり。
     このドラマが世の中的にはどう評価されているのかよくわからないんですが、私としては何もこれを月9にすることなかったんじゃないのかなあ……なんてぼやいてみたり。

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