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感想・レビュー・書評
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普遍史というものを初めて知った。キリスト教的史観に基づく世界史のことらしい。
この普遍史の変遷が涙ぐましい。科学の進歩により普遍史は変わっていかざるを得ないけど、それでも18世紀までは命脈を保っていたわけだから、その努力はすごいよね。何せ人類創世より古い歴史を持つ中国史が存在したのだから。
進化論が決定打となってアダムは退場することになる。けど現在の歴史認識が完成したのは第二次世界大戦以後ってのには驚いた。これからも変わるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キリスト教の信者達がいかに現実を直視するようになったかという本。科学の発達により次々と聖書と異なる事実が見つかっていく。なんとか聖書には真実が書かれているのだと、解釈の問題に持ち込もうとするが、ダーウィンによってとどめを刺されるのだった。
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『聖書vs.世界史』著者の最新作。聖書の時間=普遍史が、中国史や地学、進化論によって修正されていく過程が興味深い。
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