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感想・レビュー・書評
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孫子の兵法から株式投資の極意を解く本。
項目数が多く、著者の「読むだけで誰でもバフェット流株式投資を簡単に始められる本」の方が読みやすく、簡潔でまとまっている。
孫子の兵法とは、負けない戦略である。
孫子の兵法の特徴
・理詰めである
・必ず勝つ
・賭博性もマジックもなしイコール地味=面白味がない
投資に関する情報源は、最低限のものとして日本経済新聞、会社四季報、企業が公表しているIR情報
孫子は、戦う前から勝つようにいろいろと彼我の状況を比較検討し、勝つことができる目算を得る事ができるならば実戦でも勝つことができるといいます。
まず自軍が敵軍に負けないような態勢を作り上げておくこと、そして、敵軍が態勢を崩して自軍が攻撃すれば勝てる態勢になるのを待ち受けること。
チャートは揺れ動く人間の心理を表したものといってよいでしょう。
決算発表をよくみて利益成長(営業利益で見るのが最適でしょう)が年率で20%以上成長していた企業が、突然10%以下になったら赤信号点滅です。即刻売った方がいいでしょう。
騰落レシオは株式市場の体温計といわれますが、これまでの経験則では120を超えれば売り、80を下回れば買いと言われています。
株式投資で最悪なケースは塩漬け株です。高値で買った株をいつまでも持ち続けることをいいます。
タイミングが来るまでひたすらじっと待ち、投資のタイミングが来たら怒涛のように投資すべきということです。
チャートの形から、デッドクロスが形作られている場合や、移動平均線とのプラス乖離度が非常に大きくなっている場合なども投資対象として避けるべきでしょう。
慎重に物事を選ぶタイプの方が向いている。
常にある程度の余裕資金を持った状態にしておく。詳細をみるコメント0件をすべて表示