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感想・レビュー・書評
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ハイペリオンから始まった全8巻の骨太な物語もここで終わり。エンディミオンシリーズに入ってSFというよりは冒険活劇成分が多かったけど、ラストの展開まで非常に楽しめました。
一方、ハイペリオンシリーズにおける物語上の伏線は本作でも全部拾いきれず、若干の物足りなさは残るのも事実。ただ、この作者の特性は「とにかく面白い展開が読めれば細かいことは良いだろ?」という感じなので、最後の最後まで驚かされる展開ばかりであり、作品全体として非常に堪能できた。
ともあれ、最後まで読み切って、シュライクの正体が(だいたい)分かったり、物語の真相部分はあらかた分かったし、何が「覚醒」なのかもよく分かったし、今まで読んだ過去の物語を思い出して涙する局面もあり、最後まで読んで本当に大満足でした。ハイペリオン(および没落)が面白かった人は、是非最後まで付き合ってもらえると良いかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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