けいすけ。さんの感想
2019年6月19日
添乗員がラテラルシンキングで事件を解決する話の最終巻。 今までは何か大きな事件を解決するのがストーリーになっていたが、今回は小さな事件を解決しながらハッピーエンドに向かう展開。そのためか展開が単調で短編集かエピローグを読んでいるような印象だった。
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。 「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」