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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105068568
感想・レビュー・書評
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実際にいた加賀100万石の役人の話です。
時は幕末,加賀藩も攘夷・幕府側と,揉めている様子も出てきます。
藩の会計を司る役目の役人の家庭が主人公。孫の語りを挟みながら,お爺ちゃん,お父さん,そして自分の人生とその家庭を描いています。
金貸しの町人に頭の上がらなくなった下級武士の姿も見えてきます。もう,武士の時代は終わりだなあって思います。
その家のおばばさまが,「塵劫記」を見ながらそろばんをはじく姿は新鮮です。いやーいいねえ。
何せ3世代にスポットを当てるので,人はよく亡くなります。
ま,自分が石川県出身だからだろうけれども,面白く見ることができました。輪島へ行け=左遷ですね。これは,今でも同じようですね。能登加賀格差は,加賀藩の時と同じだよなあ。
《NHKプレミアムシネマ》の解説を転載
江戸時代後半。代々加賀藩に会計係“御算用者”として仕える下級武士の一家に生まれた猪山直之は、卓越したそろばんの腕で出世するも、親戚づきあい、養育費、冠婚葬祭と出費がかさみ、借金返済の見通しもたたなかった。ついに直之は猪山家の“家計立て直し計画”を宣言。家財を売り払い、妻・お駒に支えられ、家族一丸となって倹約生活を実行する。堺雅人と仲間由紀恵が仲むつまじい夫婦を好演するユーモアにあふれた時代劇。 -
最初のシーンは現代の会社員と同じだなと思った。
剣ではなくそろばんに生きた侍
そろばん侍