【Amazon.co.jp限定】In These Words 2 小冊子付初回限定版/描き下ろしペーパー付 (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 :
  • リブレ出版
4.12
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本棚登録 : 144
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 4571284845695

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    精神科医・浅野克哉への警察からの極秘要請。それは、3年で12人を殺害した殺人鬼・篠原のプロファイリング。
    しかもその任務は、殺人鬼からの逆指名だった。
    任務の日から、浅野は悪夢にとりつかれる。夢の中、浅野は顔の見えない男に監禁され、犯されつづける。
    交差する夢と現実。そしてある夜、ついに殺人鬼は牙を剥く――!
    アメリカ・アジアで活躍中のアメコミの超人気作家咎井 淳が描く衝撃の官能BL!!

    ***

    待ちに待ったIN THESE WORDS 2巻!
    1巻が猟奇的且つダークでディープなホラーサスペンス感満載で2巻にどう続くのか非常に気になる終わり方をしたのでもうとにかく続きが気になって気になって…。
    この日を指折り数えて待っていました…!

    内容的に連続殺人犯(篠原)と浅野が最終的にくっつくであろう事は予想出来るのですが、攻めが連続殺人犯だったらハッピーエンドという終わり方はまず期待出来ないだろうな…とか、そもそもどう転んだら浅野が連続殺人犯とくっつくなんて展開になるんだろうか…とか色々考えていたんですが、2巻の中盤から予想すらしていなかった展開になり、「えっ!?えっ!?」と焦りながら何度も同じページを繰り返し読んで、理解したと同時に暫く放心状態になりました。
    まさに”大どんでん返し"です。こんな事ってありますか!?(笑)

    要は私達が今まで連続殺人犯だと思ってた篠原は実は犯罪者どころか警察官だったという…。
    なので当然、本物の連続殺人犯は別にいて、しかも篠原が連続殺人犯の振りをして浅野を騙すよう仕組んだのは他でもない浅野自身で…?というこれまた面白い展開になりました。
    本物の連続殺人犯とは一体誰なのか?(顔はチラリと出て来ましたが)
    篠原が連続殺人犯の振りをしなければならなかった理由、浅野が死を悟った瞬間に思い出した人物や、何があってももう一度出会えるという台詞など、謎は深まるばかり…。
    とりあえずワンコ系男子の柴田君が生きてて良かった…!(笑)

    そして後半は今までのシリアスさが嘘のように雰囲気がガラリと変わります。
    ついさっきまで篠原=連続殺人犯という認識だったので幾ら違うとは言え普段の姿に違和感を覚えてしまう…(笑)
    何と言うか、頭が追い付いていけてない感じです。
    でも凄まじい女王様っぷりを見せる浅野先生がベッドで篠原を翻弄する姿を見るのは正直、とても楽しかったです(笑)

    そして相変わらず絵の重厚感が半端ない。溜め息が出る程、緻密で美しいです。
    エロシーンに関してもボリュームがあってとにかくリアルなので何だかイケナイものを見ている気分に…(笑)

    とにかくこれはこれで大満足な一冊でした。
    1巻は殺伐としていて先が見えない暗さ、不気味さがありましたが、2巻は進む方向がちょっと見えて"BLらしさ"が出て来たと思います。
    それが良いか悪いかは人の好みにもよると思いますが、私は3巻がより一層楽しみになりました。

    因みに私が購入したのはAmazon限定版ではなくアニメイト限定版です。こちらは書き下ろしペーパーと小冊子(設定資料)が特典としてついています。
    「New York Minute」は同人誌で持っているので、アニメイト限定版を選びましたが、小冊子のミニ漫画が面白いのでこれだけでも買う価値ありです。
    「New York Minute」を読んでデビッドが気になった方は同作者さんが出している「First, Do no harm」と「One of these nights」を読む事をお勧めします。
    もうお前ら結婚しろよ…とツッコミたくなるぐらい大変仲のよろしいデビッドと浅野が見れますよ!(笑)

    とりあえず次巻にも期待したいです!

  • 2巻ですね。
    まだまだ「途中」なので、感想を描くまでもなく
    「続き早く読ませろーー!」
    なのでレビューは控えます。


    が。
    特典の小冊子が同人誌だって知ってたら
    通常版買ってましたよ!!
    わざわざ初回版買ったのに、すごく裏切られた気分です。
    確かに、同人誌を手に入れられなかった方からすれば、こういうのは嬉しいと思います。
    が、もっている者からすればちょっとこれは……。

  • 1巻目でのあまりにも緻密で美麗、アメコミのようなクオリティーの作画に圧倒されて、「絵」への衝撃で作品自体の「話の面白さ」と言う点ではドラマや映画で出し尽くされたサイコサスペンス、連続殺人犯もの、と言う風に、その手のモノが好きで見たり読んだりしていた私には「鮮度」と言う意味ではそう驚くべきものではなかったんだが、2巻を読んで今更だが、真っ当にBLと言うジャンルでこの作品が描かれていのは物凄く大きい意味がある。今、JUNEがあったら、Guilt|Pleasureさんに海外小説から発掘して来たゲイ小説の初翻訳本誌初登場!!と言う作品の作画依頼が行くに違いない。
    映画『アイデンティティー』のような「こう来たか!!」的展開有り、浅野先生の女王様ぶりも堪能でき、益々先が読みたくなる一作だ…

  • 猟奇殺人鬼が実は…てな展開。
    どうやらバッドエンドにはならなさそう…か?なかなかシリアスものは読むのに覚悟がいるので、積もってたんだけど…ナニコレ急に攻めが可愛くなってる///このリアルなデッサンで目が点(・・;)の表現に萌える。
    受け攻め共に印象がガラリと変わっております。自分はコミカルで甘めのが好きなので前巻より満足。
    でも続きが気になるので、しばらくもうしばらく積んでても良かったかも。

  • 読んで一番最初の感想は『そうきたか!!』でした。
    何故そんな事をしなければならなかったのかとか、もともとの根源となった事件の謎とか、まだまだわからないことだらけですが、2巻の『そうきたか!!』で随分と楽しく読めました。
     
    ところで、限定版についていた小冊子……アレでしたね。同人誌そのまま(´・ω・`)
    まぁ、だれもかれもがイベントに行くわけではないので、致し方ないのもわかりますが……ねぇ。
    あの寒いなか明け方から並んで、スペースはどこ?ってくらいめちゃくちゃ長い列に並んだ、あれやこれを思い浮かべると……モヤっとしてしまったんだwwwww

  • うーん、1巻の雰囲気が好きだったんだけどなぁ。この先次第か。

  • スーツが。色っぺすぎる!アメリカは恐ろしか国じゃあ。
    小冊子の、警察の制服もりりしすぎ…、てぇか浅野さんどんだけ魔性なの。
    美しい男が並んでいるのは素晴らしいことだ、と再認識。

  • (感想)

    この2人の関係って?

    犯人だと思っていた!っていうか篠原って結局…
    な展開で正直度肝を抜かれてます。
    そしてそうなることを仕組んだのは浅野本人?
    取りあえず殺されたと思ってた刑事達は生きてるようで…
    ではなぜ浅野がこんなことをしたのか!

    ー20か月前ー
    というところからまた話は始まります。
    ガラッと浅野の雰囲気は変わり、素晴らしい誘い受けと化してます。
    勿論仕事のできる男って感じですが、そっち方面ではかなりのフェロモン!!

    最後のショートは小冊子の同人誌とはまた別の同人誌からの収録ですね。

    でもね結局まだデイビッドも出てこないから変な気分。
    先に同人誌読んでるから正直浅野とのカップリングはデイビッドでしょ!!
    って決めつけちゃってる部分もあるので何で???
    すでに過去のことになってるのかな???
    っていうか死別は勘弁よ…?



    私はアニメイト限定版で購入。
    おまけの小冊子はキャラのラフ画や
    途中の工程を超省きまくった原稿の描き方などがメインの1冊。
    浅野さんもトイレで新聞読むんだ~っ(笑)

    そしてもう1つアニメイト限定の壁紙を設定してニヤニヤ中!!
    やっぱり大好きだーっ!!

  • 『In These Words』の2巻目です。
    1巻を読んだ時の衝撃は、2巻目が発売された今でも忘れられません。
    自分の背中にある疵を見せられた浅野の、愕然とした表情で終わった1巻から続く、2巻の更に衝撃的な展開。
    「えー!? そうなの? そういうことなの!?」
    というのが正直な感想です。
    そしてたぶん、3巻目からが浅野の本領発揮を目の当たりに出来るんじゃないかなと思ってます。

    ぼくは、【Amazon.co.jp限定】In These Words 2 小冊子付初回限定版/描き下ろしペーパー付を買いました。
    小冊子はNY時代の浅野の一夜を垣間見せてくれます。
    そして、描き下ろしペーパーは、『In These Words』の世界観から少し外れた、けれど血の通った登場人物達の一面を見ることができます。←読むと篠原のイメージが(笑。

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