海を見に行こう (集英社文庫) [Kindle]

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  • 海辺の街を舞台に、短編です。
    それぞれの人間ドラマが海の漣を背景に描かれます。同棲していた彼氏と喧嘩して叔父叔母の民宿を訪ねればそこはラブホテルになっていた話とか別れ話をしようとしている女の子が結局、うみのせいで……とか十代の女の子がみえる眩しいキラキラしたものとか、うまくいっていた妻との間に溝が生まれて実家に帰ってきたが、そこ昔傷つけた女性と再会してしまう話とか(表題作)

    たまには、立ち止まって海をみるのもいいかもしれない。そんな風に思える作品でした。

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著者プロフィール

1979年生まれ、愛知県出身。2005年 『はるがいったら』 で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。11年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』(祥伝社文庫) 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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