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感想・レビュー・書評
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ジム・カーペンターは白亜紀にいる。彼はホログラファーで、ロンカ式タイムマシンである恐竜型ビィークルに乗って時間を遡って来た。そんな彼の前に男の子と女の子が見える。恐竜がうようよいるこの時代に。ヒヤリングという装置を男の子が耳につけろという。そして話ができるようになると、彼らは火星から来たという。グレーター・マーズという国の王子と王女だという。このお話は、別の「夏への扉」だというが、最後に、そうか!やられた〜!
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読んだ後、しばらく幸せな気持ちでいっぱいでした。
なんか、いいですよ。力いっぱい子供たちを守り、好きな人に気持ちを言えないでいるカーペンター。二人の愛らしい火星の子供。甘酸っぱい初恋。冒険。 -
『夏への扉』を思わせるような、ロマンティック SF。というか、男の妄想爆発系タイムマシンもの。昔は、『夏への扉』をオールタイムベストだと思っていた時期もあるし、ジャック・フィニィも大好きでよく読んだのだが、最近はこの手のあまりに男にとって話のうますぎるご都合主義に少なからぬ違和感を覚えるようになってしまった。恐竜時代を描いた描写は素晴しいし、物語の展開も面白いので、もう少し若い頃に読んでいれば、大ファンになったのではないかと思うような作品。
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