昇格する!論文を書く (角川oneテーマ21) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 参考。
    評価者は何を読み取るのか。
    はじめに研究所所属者の知財業務の記載があった。

  • 社会人になってから論文を書くことなどなくなったが、改めて書く機会を得た際に、全くのダメダメ文章しか書けなかったので、どうにかしようとして手にした一冊。

    著者の評価ステップは非常に興味深い。
    ミステリーを読んでいるようにも思える洞察力を持って、文章からその人の人格までも読み取っていく。

    企業の論文などを外部の人が評価するという仕組みが存在することすら知らなかったが、昇格論文となると、企業側が期待しうる人材かどうかを見極めるという視点が強いため、評価されそうな文章を書くのが普通なんだろうが、社内の人間が評価する場合には、多少なりともその人のことを知っているために、バイアスがかかるだろう。
    そういう観点からその人物のことを知らない外部に意見を求めるのは自然な流れか。

    人の持っているスキルは永遠に磨き続けないとすぐに錆びつく。ものすごいスピードで変化していく現在の世の中において、自分自身も変わり続ける必要があると感じる。

    論文の書き方だけでなく、物事の考え方、伝え方などにも応用できる内容なので、一度は手にとるべき一冊という感想でした。

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著者プロフィール

1954年 長野に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。34年間にわたり作文・表現教育を実践。200万人を越す指導・分析を土台に、言語・表現をフィルターとした人間社会の骨格還元読解や根底洞察に向かう。大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。元NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られている。著作は、『壊れる子どもの事件簿』『北風は太陽に負けない』(角川書店)『「戦略」としての教育』(山手書房新社)『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版)『10分作文らくらくプリント』(小学館)など100冊を超え、海外でも翻訳されている。
なお、国語作文教育研究所では、小1から中高大生、一般までを対象に、文章教室を開催。通常クラスのほか、春夏冬の集中講義、通信講座、出張講座も。

「2007年 『教育3.0 誰が教育を再生するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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