Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編 5 (マーガレットコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 槇村さとる

• 集英社 (2009年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2017年9月24日]

せめてコンクールという場は濁った欲ではなく純粋な気持ちで勝負ができる場であってほしいと思う自分は青いのか潔癖なのか。「私はー人間は「正しい」「正しくない」という価値観だけじゃとらえきれないと思う……」複数の人の想いと欲が入り混じった瞬間に何を思うか。「運命は自分の手で切り開くしかないのよ」当たり前すぎて忘れてしまうが手を離さなきゃいけない時はくる。「彼らが成長するためなら、あの子たちがひとりで行きられるようにするためなら、どんなにうらまれても泣かれてもすがられても追い出す」容子さんの腹の据わり具合かっこいいな。

著者プロフィール

1990年代には『ヤングユー』（集英社）など、大人の女性向け漫画誌に活動の舞台を移す。他に代表作として、テレビドラマ化された『イマジン』『おいしい関係』『Real Clothes』など。父親から受けた虐待のトラウマを35歳で克服し、その経験を綴った自伝的エッセイ『イマジンノート』を2002年に出版[2]。選択的夫婦別姓制度導入がなされないため、42歳で性人類学者のキム・ミョンガンと事実婚。愛知淑徳大学にて非常勤講師として年1回教鞭をとっている。

「2015年 『ホルモンがわかると一生楽しい』 で使われていた紹介文から引用しています。」