身近な人が「心の病」か迷ったときに読む本 ホーム・メディカ・ブックス [Kindle]

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  •  ぼくはうつ病になっちゃったんじゃないかと思って読んでみた。ここに書いてある症状と自分の症状を照らし合わせてみたけれど、どう考えてもうつ病じゃねえなという結論に行き着いた。

     それよりも、うつ病というのはいろんな身体的な不具合を誘発するそうだけれど、体の不具合からうつ病へとなかなか行き着かないことが多いということが新発見だったのさ。体の不具合から内科を受診し、自律神経失調症と診断される。でも、実は自律神経失調症なんていう病名はなく、これは原因不明の奇病だという意味に近いという。この場合、うつ病の可能性もあるので、メンタルが大事になってくる。

    自分はともかくとして、身の回りの人たちの様子が少しおかしくなった時、メンタルクリニックの選択肢も入れるのが得策だろう。根性に頼るよりも楽に治ることが多いそうだ。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。いそべクリニック院長、大井町こころのクリニック理事長、医学博士、臨床心理士。名古屋市立大学医学部を卒業、厚生連尾西病院、大同病院、名古屋市立精神保健指導センター、厚生連海南病院をへて、現職。東京福祉大学教授を兼任。専門は身体表現性障害、不登校・ひきこもりなどの思春期・青年期の精神病理、境界性人格障害の精神病理

「2007年 『不登校・ひきこもりの心がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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