面白いほどよくわかる！臨床心理学 [Kindle]

著者 : 下山晴彦

• 西東社 (2012年9月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ﾌﾀﾊﾞさんの感想 · 2020年5月6日]

臨床心理学の知見・臨床心理士の役割/働き方がまとまってて、総覧しやすかった。高校生の自分に読ませてあげたかったなぁ。2012年版なので「公認心理士」が存在しないときの本です。

[kuwatakaさんの感想 · 2020年12月6日]

心理学と言えば、フロイトやユング、アドラー、マズローといった心理学者がまず思い浮かぶが、決められた条件下で実験によって実証され、測定可能な結果として提示し、再現可能な科学（実験心理学）に発展させたヴントの系統でない彼らは、「深層心理学の仮説のひとつ」という受け止め方が正しい。

その科学のひとつとして立証された実験心理学を始めとした基礎心理学の各分野を、実際の現場や個人に応用させようとする試みが臨床心理学の領域。

その臨床心理学で扱われる基本用語などが1~2ページでサクッと学べる一冊。

[ちぃさんの感想 · 2020年1月26日]

臨床心理学を学びたい人のための「目次」的な本

著者プロフィール

下山晴彦(しもやま・はるひこ)…PART 1
跡見学園女子大学心理学部 教授　教育学博士
【主著】
臨床心理アセスメント入門 金剛出版 2008年
臨床心理学をまなぶ1 これからの臨床心理学 東京大学出版会 2012年
臨床心理学をまなぶ2 実践の基本 東京大学出版会 2014年
誠信 心理学辞典 新版(編集代表) 誠信書房 2014年
公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技術(編著) 医学書院 2016年
臨床心理フロンティアシリーズ 認知行動療法入門(監修・著) 講談社 2017年

「2022年 『公認心理師のための「心理支援」講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」