会社の値段 (ちくま新書) [Kindle]

著者 : 森生明

• 筑摩書房 (2006年2月6日発売)

感想・レビュー・書評

[1000chさんの感想 · 2023年3月16日]

会社の値段と称して、企業価値の評価方法、株および株式市場の価格の決まり方、日本と米国の資本主義および会社組織、などについて。

[wisyさんの感想 · 2020年9月9日]

会社を買収する時にはどのように会社の価値を金額へ換算するのか、背景と実際の公式を順番に説明されていました。
日本でよく使われる「企業価値」という言葉は、M＆Aが盛んな米国では正しく理解されない言葉だと書かれていて、そういうものなのかと納得をしました。
会社の値段を計算する手法を学べたので、早速自分の保有している株式をもとに資産の妥当性を測りたいと思います。

[8割さんの感想 · 2020年6月22日]

経済

著者プロフィール

森生　明（モリオ アキラ）
グロービス経営大学院教授
1959年大阪府生まれ。83年京都大学法学部卒業、日本興業銀行（現みずほ銀行）入行。86年ハーバード・ロースクールにて修士号取得。91～94年ゴールドマン・サックスにてM&Aアドバイザー業務に従事。その後、米国上場メーカーのアジア事業開発担当、日本企業の経営企画・上場担当を経て独立。西村あさひ法律事務所およびベンチャー企業の経営顧問・外部役員を務める。テレビドラマと映画版の「ハゲタカ」を監修。2013年よりグロービス経営大学院教授。長年にわたって、総合商社や金融機関、グローバル展開を進める大手企業など、ファイナンスの最前線に立つ実務家たちに企業価値算定・M&Aの研修を行っている。著作に『MBAバリュエーション』（日経BP社）、『会社の値段』（ちくま新書）がある。

「2016年 『バリュエーションの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」