モリオ [Kindle]

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  • 光文社
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感想・レビュー・書評

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  • カフェにあって偶然読んだ本。
    何気なく開いたら、最後まで読んでしまった。
    淡々とながれているようで愛おしい瞬間の空気が、読んでいて感じて好きでした。

  • 『モリオ』世間の物差しではなく自分の思うままに生きられたらそれが幸せなのだろう。
    『エウとシャチョウ』とてもとても好きな話。心を通わせられる相手はいる、人でも猫でも。

  • 亡くなった母の足踏みミシンを引き取ったモリオが、そのミシンで作った物は想い出のある花柄のスカートだった。ミシンで蘇る家族との想い出、そしてこれからの楽しくなりそうな予感。
    ちょっと不思議な感覚の物語。スルスルと読めるし、面白いんだけど、コツンと何かが心に残る、そんな作品。筆者の他の作品も読んでみたい。

  • 図書館本。荻上さんの映像作品が好きなので、気になっていた本でした。小説も、同じ空気を感じます。少し奇妙だけど優しくて、主人公は、自分の思った道を淡々と進んでいく感じ、好きです。どちらの作品にも出てきた三郎さんがいい味出しています。

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著者プロフィール

荻上直子(おぎがみ・なおこ)
1972年、千葉県生まれ。映画監督、脚本家。千葉大学工学部画像工学科卒業。1994年に渡米し、南カリフォルニア大学大学院映画学科で映画製作を学び、2000年に帰国。2004年に劇場デビュー作「バーバー吉野」でベルリン映画祭児童映画部門特別賞受賞、2017年に「彼らが本気で編むときは、」で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞など、受賞多数。他の監督作に「恋は五・七・五!」「かもめ食堂」「めがね」「トイレット」、著書に『モリオ』がある。

「2021年 『川っぺりムコリッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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