苫米地英人の金持ち脳~捨てることから幸せは始まる~ [Kindle]
- コグニティブリサーチラボ株式会社 (2014年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (143ページ)
感想・レビュー・書評
-
「金持ちになる」とは「付加価値」を生み出すこと
要は「付加価値」ですよね。
社会に役立つためにいかにして「付加価値」を生み出すか。
中にはお金で計れる価値もあってそれをうまく使うと金持ちになると言うことです。
「趣味」を徹底的に突き詰めれば「付加価値」が生まれる
自分の役に立つ「付加価値」を作るのに趣味を徹底的にやることは重要と書かれています。
趣味は自分ごとです。
でも自分ごとには限界があります。
限界まで突き詰めた時に社会の役に立つためには何ができるか考えると大きな転換点になります。
可能性が無限に広がります。
「エフェカシーを上げる」
エフェカシーとは「自己能力に対する自己評価」を言うそうです。
自己肯定感や自己効力感でしょうか。
これは思い込みでも上げておいた方が良いと思います。
思い込むだけで底上げされるのは実感として解ります。
ノーコストで底上げ出来るんですからあげないと。
「教育は必ずお金になる」
そこまで露骨に言わなくても事実としてあります。
正しい方向性で教育を受けると言う前提はありますが。
教育を受けていないと付加価値を生み出す思考ができないんですよね。
「猫も杓子も大学」とは思わないですが必要な教育は低コストで受けれるべきだと思います。
奨学金にしても受けると借金になります。
借金をペイできる価値がない大学に行く必要はないと思います。
ただ国公立の夜間大学に行くという選択肢をもう少し柔軟に持ってたらなあと個人的には思ってます。
もちろん行った大学に後悔はないのですが編入も含めてもう少し柔軟な視点を持っても良かったなあと。
戦略として私大に行かず同じ費用で夜学に通いながら司法試験予備校に昼間にダブルスクールとして行くのはアリやったかもなあと思います。
こういうのは知識なんですよね。
ネットもなかった時代でしたから。
受ける教育の幅を広げるというのは何も偏差値の高さだけではなかったなあと今にして思います。
「お金持ちになる王道は好きな仕事」
たしかにやりたくない仕事をやってると仕事の外に満足を求めるので支出が多くなりがちです。
支出と収入のバランスを取るためにはムダな支出を減らすのが絶対必要です。
「食べるために仕事をする」
という苦行の発想は金持ちから遠ざかる道やと思います。
「やりたいことをやっている人の生産性はやりたくないことをやっている人の生産性のじつに数百倍である」という研究結果を肝に銘じておく必要があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【人が貧乏になるのはいつ?】
答えは、欲望が増えた時
金持ちとは
資産額では決まらない
必要な物を
買うお金に困らない人を言う
金持ちは素晴らしくて貧乏は恥
↑これは恐怖心を利用した洗脳
貧乏脳から金持ち脳へ
思考をチェンジしよう
チェンジ方法はこの本に -
・脳には必要とする情報しかとらえないという特徴がある.なので,仮に1億円がどうしても必要な状況になったら,1億円を稼ぐための方法が頭に流れ込んでくるようになる.
・自分の天職について悩んだら,人より自分が金を成就に使えるものは何かと考えてみるといい.そしてそこに社会的必要性が認められ,マーケットのニーズを見出すことができれば,それが天職になる. -
金持ち脳、貧乏脳とはなにか。学ぶことが多く、夢中になって一気読みしてしまった。どうすれば支出をコントロールできるのか知りたいときに読みたい本。また、お金を多く持つことイコール金持ちではなく、どういった心持ちでいることが金持ちといえるのか、それを確かめたいときにもう一度読み直したい。言っていることが極論すぎて共感しづらい部分もあり、またズバッと切り込むような言い方がキツい部分もあった。嫌な気持ちになる人も多いのではないかと思う。
-
支出が収入の中に収まれば金持ち
お金が減ると貧乏になるのではない、欲望が増えると貧乏になる
自分をコントロールして支出を減らす
本当に好きな仕事をすることによって満足を得、お金を費やして満足を外部に求めない
数を打って自分の好きなことを仕事にする方法を見つける
一番の財産は満ち足りた人生 -
本要約チャンネル
欲望の罠にひっかかるなという本
・お金が減ると貧乏になるのではない、欲望が増えると貧乏になる
だから今の日本人はお金持ちなのに貧乏なのである
・支出をコントロールできないのは、メディアや広告が消費行動に走らせるから
物を買うときにはその値段は「機能」か「装飾」についたものか自問自答せよ
・やりたくない仕事をしている人は貧乏脳になる、それは仕事の外に満足を求めるから支出が多くなる
やりたいことを仕事にすることで、始めは給与を下がっても、個人の生産性が上がるため結果として数百倍になる
・やりたい仕事はトライ&エラーで探すしかない、試行錯誤で見つけるしかない
どれだけ自分がやりたいか、最後は個人の覚悟
《感想》
「科学的な適職」に好きな仕事は良くないとあるが、後悔した気持ちが少しでもあると、貧乏脳が活発化しそうだ
ネットを見てると広告が多い
受け身にならないように見ないことだ
東大へ行く人はテレビを見てない人が多い
休日にゴロゴロする位なら、好きなことをするといい -
「欲しい物が買える状態=金持ち」というのはとてもシンプルな考え方で、新しい気付きだった。少なからず欲しいものが自由に買える今の状態に感謝したい。
金持ちになるには収入よりも支出をコントロールすることが大事というのは正にその通りで、支出の質をこれからも意識していきたい。
著者はテレビに対する憎悪が凄まじい。
「テレビに洗脳された低俗な脳は国をつぶしかねないほど危険なもの。テレビを見るというのは、自分が小学生並みの頭脳であることを認めるも同然の行為」など、高尚な悪口は読んでいて痛快だった。
とても面白い本だったが、一部の主張が気になった。
「想像力があれば節約できる。ハワイに三ヶ月滞在したけど、想像力があるからホテルの部屋からビーチを感じることができた。だからずっと部屋にいたよ」
→じゃあ日本のホテルでハワイのビーチを想像すればいいやん。
「預金の目標を年収の10倍ほどに設定する」
→月収の間違いでは?年収の10倍の預金は無理。預金より投資が大事だと思う。
個人にとって一番の財産は人生時間。
お金に縛られずに、想像力を働かせて納得のできる人生を歩んでいきたい。 -
だな
-
言葉が間違っていたり抜けていたりする文が散見されて読み進める気が失せる…。
「私が常々いっている」等と突然言われても知らんがなという感じだ。
また、読み続けていくとどんどん極端な思想に走っていく。
「普通の人とは違う視点で物を見てハッピーになろう」という雰囲気だ。
だんだん「なるほどな」と思う事よりも「無茶苦茶だな」と思う内容の方が増えていく。
そして読んでいる途中で知ったのだが、筆者はイベルメクチンを推奨しワクチンに反対するトンデモらしい。
その時点で読むのをやめた。