陽だまりの樹 1 [Kindle]

著者 :
  • 手塚プロダクション
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 途中でやめられず一気読みしてしまった。
    手塚漫画って話の面白さもさることながらコマ割り演出が読みやすい…絵が上手いんだなあ…(今更すぎる感想)

  • 生真面目な武士万次郎と江戸っ子気質の蘭方医良庵という正反対の二人が歴史の波に揉まれていく様が読み応えあります。
    どの人も善人でも悪人でもなく、ありのままの市井の人々をリアルに描いているなと思います。

  • 幕末の激動の時代を描いた大河ドラマの手塚漫画版。
    個人的に手塚漫画の「大河ドラマシリーズ」と呼んでいる作品の中のひとつ。
    大河ドラマシリーズはどの作品もお勧めできる。

  • 手塚治虫の本は面白い。こんな本書いているとは知らなかった。

  • 手塚治虫の先祖手塚良庵と伊武谷万二郎を描いた幕末物語。


    主人公はどちらかというと伊武谷万二郎だが、彼は幕府側として戦い戦死する。一方、良庵は医者として生きる。伊武谷万二郎は生き様が不器用で、忠義一筋な感じがあって、日本人好みかもしれないが、当時の日本の情勢を理解し、武士や身分の無意味さを正確に理解していたら、ただの馬鹿にしか見えない。


    フランスやアメリカは市民が自由を勝ち取った国だが、日本では農民は結局何も勝ち取らず、明治維新も武士の武士によるものだった。武士みたいに何もせずに生きてるやつを食わせるために、農民が必死になって働いている様は、現在のサービス残業全盛のクソ日本のようで片腹痛い。


    幕府が腐った大木に例えられてこのマンガが始まり、腐った大木が折れてこのマンガが終わる。企業も腐った大木みたいなものなんだろうと思ってしまう。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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