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感想・レビュー・書評
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憎しみも愛情の一つだ。海堂は、その憎しみを一人で後生大事に抱え込みすぎて、頑なになりすぎている。恵を大事に思いすぎる父、そんな父を疎ましく思う恵。頑なな二人の関係がほどけてきたと思ったら…。樹里がひいたのはただの引き金でしかないが、それでも変わる関係性はある。どんな形であれ。「だけど…思いこみを捨てただけでこんなに関係が変わるのかーってびっくりする」真実から目を背けちゃあかんよな。「踊り手なら自分の心を見なさい!」海堂のそばにだってちゃんとした大人はいるんだ。自分で気づかなきゃ。
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