白のファルーカ 1 (マーガレットコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 槇村さとる

• 集英社 (1987年12月17日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2018年4月22日]

アイスダンスと愛の物語。負けず嫌いな樹里は槇村さとるのキャラではど定番だが、ど定番は安心する。も、さておき。大好きなシングルスケーターが怪我でアイスダンスに転向。そのパートナーに抜擢されるも、憧れの君は生きてる人間で好きになれないタイプ。それでも、選んだ以上はパートナーとしてやるしかないわけで。「基礎のないダンサーがどんなテクニックをその上につんでも見苦しいだけだもの」美しさは基礎の上にできるってね。樹里も恵も見守ってくれる大人には恵まれているんだ。早く気がつけ。

著者プロフィール

1990年代には『ヤングユー』（集英社）など、大人の女性向け漫画誌に活動の舞台を移す。他に代表作として、テレビドラマ化された『イマジン』『おいしい関係』『Real Clothes』など。父親から受けた虐待のトラウマを35歳で克服し、その経験を綴った自伝的エッセイ『イマジンノート』を2002年に出版[2]。選択的夫婦別姓制度導入がなされないため、42歳で性人類学者のキム・ミョンガンと事実婚。愛知淑徳大学にて非常勤講師として年1回教鞭をとっている。

「2015年 『ホルモンがわかると一生楽しい』 で使われていた紹介文から引用しています。」